ブラックコーヒーにミルク (Page 4)

喫茶店の二階には、小さな部屋があった。

ほとんど物置となっているその部屋には、小さなマットレスや、机などが置かれていた。

「仕込みが早い日は、叔父さんがここに泊まってるんです」

白いシーツをマットレスに被せながら、彼は言った。

「君もここに泊まるのか?」

彼はクスっと笑って、僕はホールスタッフですから、と言い、マットレスに腰掛けた。

乱れたシャツのボタンを外しながら、じっと私を見る。

「…喫茶店だと、窓の外が気になっちゃって」

ひとつひとつ、私に見せるようにしてゆっくりとボタンを外していく。

彼の指から視線が離せない。

はらりとシャツが床に落ちたとき、彼は、こっちに来て、と私を呼んだ。

彼の隣に座りながら、たまらず彼にキスをして舌を絡めた。

つないだ銀色の糸が彼の白い肌に落ちて、私はうっとりした。

なんて綺麗なんだろうか。

「今度は、僕にもさせてください」

そっと私のパンツのファスナーに手をかけて下ろしながら、私を見上げてくる。

蕩けたような目に、私は思わずぎくっとした。

期待に下半身が膨らんでいくのを感じる。

「さっきより固くなってますね。…嬉しい」

先端からじわじわと液体が溢れるのを感じる。

「…見られてるだけで、こんなになるんですか?」

にやりと口の端をつり上げ、面白そうに私の目を見ながら、彼はそっとペニスを口に含んだ。

そのまま彼の右手が私の胸へとすべる。

器用に私のシャツのボタンを外しながら、手のひらで胸の突起を撫でられる。

「うっ」

私が声を出したと同時に、彼はペニスを口に含んだまま、頭を上下に揺らした。

喉の奥にトントンと当たる。

頭がくらくらして、こみ上げる快感におかしくなりそうだった。

彼の指が焦らすようにくるりと一周したあと、突起をそっと摘みあげられる。

「あっ、ソウタ、そこは…」

「可愛いです、ケイゴさん」

先端を小さい舌で舐めながら、ペニスを上下にしごかれ、私は精液がのぼってくるのを感じた。

「ソウタ、もうっ…」

「いいですよ、ケイゴさん」

「だめだ、口、口離してっ…」

「…僕の口の中に出してください」

同時に一気に喉奥までペニスを含まれ、私は大きな声を出して果てた。

彼は私の精液を全て飲み干して、舌で口の端をぺろりと舐めたあと、私をそっとベッドへ押し倒した。

「…好きなんですね、ここ」

もう一度突起に触れられ、私の身体はびくりと跳ねる。

「君に触れられると、おかしくなりそうだ」

「嬉しいです」

彼と目が合い、身体が熱くなる。

彼の吐息が耳に触れ、また下半身が反応するのを感じた。

「もう一回、したいです」

彼と私はもう一度抱きしめあい、そっと唇を重ねた。

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