二度目のHは糖度100 (Page 2)

「鍵なんかかけちゃって…昨日の続きしたいの?」

水野は俺の背中にピタリとくっつくと、首筋に唇を寄せた。

「やめろっ、そういうつもりじゃねぇよ」

「いいじゃん。准一のナカ、キツくてすげぇよかったよ…」

水野の俺の尻を撫でた。

「まじでやめろっ」

俺は水野の体を突き飛ばそうと、勢いよく振り返った。

しかし瞬時に両腕を掴まれて、体ごと壁に押し付けられてしまった。

「おいっ…離せっ!」

体格は同じくらいなのに、掴まれた腕がびくともしない。

水野の整った顔が鼻先まで近づいた。

「偶然同じ大学だなんて、俺たち運命かもしれないね…」

水野は顔を少し傾けると、俺に深いキスをした。

「んっ…んっふ…」

歯列をなぞられ、舌を根元から激しく吸われる。

息が上がってしまうほどの激しいキスに、脚の力が抜けた。

「大丈夫、支えてるから」

水野は掴んでいた俺の手を離すと、代わりにぎゅっと腰を引き寄せた。

押し返そうと水野の胸をたたいたが、Tシャツの背中に手を入れられて思わず声を上げてしまった。

「はぁあ…っ」

「ねぇ、准一の体すっごく熱いよ。キスで感じちゃった?」

「ちがっ…どけってお前…んあっ」

いやらしく背中を撫でながら、水野が俺の耳に舌を入れた。

「おま…やめろって…んっ…ぁっ」

「その反応、説得力なさ過ぎ」

ちゅぷちゅぷ…と耳の入り口で、水野の舌が淫音を立てる。

水野の愛撫から逃げるように、俺は腰をよじった。

「ぁあっ」

「あれ?准一、もう勃ってるの?」

「こ、これは…っ…はぁあっっ」

水野が俺のペニスを、ジーンズの上から撫で上げた。

「触んなっ」

「ねぇ准一、やっぱり初めてだったんでしょ?」

その言葉に、昨夜の痛みと異物感がよみがえる。

俺は急に顔が熱くなり、水野をにらみ上げた。

「うるせぇっ…お前に関係ないだろ!」

「言ってくれたらもっと優しくしたのに…」

水野は小さなため息をつくと、俺のベルトに手をかけた。

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