俺とテトの不思議な夜 (Page 2)

「うわっ!なにするんだよ!」

「俺がいつも裕太にやってることにゃ?」

そういえば、頭を撫でたらいつも俺の手を舐めてくる。けれど、今のテトは人間になっているのだ。

「俺たち猫は、こうやって好きな人にしてあげるのにゃ」

そういうと、テトは俺を押し倒し首元や頬を舐めはじめた。

「やめっ…!テト…!くすぐったい!」

「人間は、悲しいときはこうすれば悲しくなくなるって、テレビがいってたにゃ」

そういうと、テトは俺にキスをしてきた。

「んっ…テトっ…!」

「たしかこうだったかにゃ?」

テトの舌が俺の口の中に入ってきた。舌を絡みつかせ、吸い付いてきた。

「んっ…んっ…ふっ…」

テトと唇が離れたとき、俺は頭の中が真っ白になっていた。彼女と別れて、愛猫が人間になってキスをしてきた。頭が追い付かない。

「たしか、裕太はこうすると気持ちよくなってたよにゃ?」

テトはおもむろに俺のズボンとパンツを脱がしはじめた。

「ちょっと待て、お前はまだ2歳じゃなかったのか?!」

「なにいってるにゃ?猫は1歳から成猫にゃよ?」

俺の戸惑いを無視して、テトは俺の男根を舐めはじめた。

「テトっ…!ぅあっ…んんっ…」

「気持ちいいかにゃ?どんどんふくれてきてるにゃ!」

「テトっ…こんなこと…いつのまに…っんっ…」

「裕太が見てるのを一緒に見てたにゃ。それで、裕太がこれをいじってるのを見てたにゃ」

そういえば、テトがいる前でも構わずR18のDVDを見て自慰行為をしていたことを忘れていた。テトはそのことを覚えているのだ。

「裕太はたしか、こうするのが気持ちよかったはずにゃ」

テトは、俺の男根で一番敏感な部分を舐めはじめた。

「テトっ…!んあぁっ…やはっ…んぐぁっ…」

「裕太!その声、気持ちいいときの声だにゃ!もっとやるにゃ!」

亀頭の根元や先を水を舐めるように刺激してするテト。俺は、この快感に限界を感じていた。

「テトっ…!出るっ…!離れろ…!!」

その忠告もむなしく、テトの顔面に射精し俺は果ててしまった。

びっくりして、目が点になっているテトが、なぜか顔を赤らめ息が少しあがっていた。

「テト…大丈夫か?」

「…裕太…俺…裕太のにおいで発情したみたいにゃ…」

長く細いしっぽがゆっくりと動き、テトは俺の菊穴に舌を入れてほぐしはじめた。

「やめっ…テトっ!それはだめだ!」

「裕太は、俺のこと嫌いかにゃ?」

寂しげな目で俺を見るテト。その目は、いつも仕事に行くときに見せる寂しそうな瞳だった。

「嫌いじゃない…けど…これはだめだ!」

「いやだにゃん~」

俺がだめだといっているのを無視して、テトは菊穴をほぐしていく。

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