既婚者の後輩の顔が好きすぎる俺 (Page 2)
そのままお姫様抱っこで寝室に連れていかれたベッドの上、俺は沢田のモノを口で愛撫していた。
ボクサーパンツ一枚になって膝立ちをした沢田の、細いのに適度に筋肉のついた身体が好きだ。
顔だけじゃなくて身体まで俺の好みなんて、一体どういうことなんだろう。
「ン、ン……ッ」
「あ、せんぱい気持ちい…」
俺は口が小さいから、フェラチオははっきり言って苦手だ。
だけど先っぽをくわえながら見上げる沢田の顔が切なそうに歪んで、それがやっぱりかっこよくて、いつも一生懸命に舐めてしまう。
「…っ、ねぇ、こっちお尻向けて」
何度か唇で扱いていると、沢田が俺の顔をぐいと手で引きはがしてそう言った。
俺は沢田のガチガチに張り詰めたモノを両手で握ったまま、下半身だけくるりと動かして、沢田に逆さ向きでまたがるような体勢に変わる。
沢田の目の前に、俺の尻と性器が丸出しになる。
次にされることを想像してドキドキしながら見ていると、沢田は枕元に用意してあったローションを両手に出してぬるぬると温めた。
「……ン、」
つぷり、と小さな水音を立てて、沢田の骨ばった指が、俺のナカへ入ってくる。
何度も男を受け入れてきたそこは、指一本なんて軽くほおばってしまう。
こりこりと指先を曲げて入口に引っ掛けるみたいにされて、吐息が漏れた。
何回かそうされたあと、今度はもう少し深く指が挿入される。
「ふぁ…っ」
思わず高い声をあげてしまう。
すると沢田のもう片方の手が俺の顎へ伸びてきて、唇をなぞった。
「こら先輩。サボってないで、ちゃんとしゃぶって?」
「うん…」
言われて、もう一度沢田のモノを口に含む。
さっきと角度が違って余計に咥えにくいから、ちゅうちゅうと先端に吸い付くように唇を動かした。
それから口を離して、舌先で裏筋をれろれろと舐める。
そうして一生懸命奉仕していると、沢田の指が俺のナカのいいところをこりこりと押してきた。
「ふぅッ…!はぁ、あっ……ン」
腰を震わせながらも、それでもなんとかフェラチオを続ける。
沢田は学生時代は不器用で有名だった。
同じ英研サークルに入っていたけれど、合宿でも料理はできない、サークル誌を作るときにはデザインセンス皆無だと女の子たちから酷評されていた。
だけど顔はよくて話は面白い。
そのうえ優しいから、やたらモテてた。
だけどあのころ沢田にキャーキャー言ってた女子たちは誰も知らないだろう。
「ンあっ!そ、そこばっか……ッ!や、」
「いいよ、ナカイキしなよ先輩」
不器用で有名な沢田が、実はセックスのときだけこんなに器用になるだなんて。
「ア、やら、まって、ま……アァッッ!!」
節くれだった指で弱いところを執拗に押し込まれて、身体の奥にたまった熱が一気に脳天まで突き抜けた。
最近のコメント