セクハラドクター (Page 2)
「ん……?」
目が覚めたら見知らぬ場所にいて、起きあがろうとしたが手を何かで拘束されている。振りほどこうとしても強く縛られているようで全くほどける気配がない。酔っている間に誰かに誘拐されて、監禁された……?それとも別の何かか……誰か助けを呼ぼうにもなぜか全裸でいるせいで、こちらが変態だと言われざるを得ない。迷っているとドアが普通に開いて、そこから出てきたのは新涼ドクターだった。
「新涼ドクター!あの、すみませんが手を解いてもらっても……」
「うーん、逃げるからダメ」
「え?逃げるから、ってどういうことですか……?まさか、これはドクターが……?」
「そう、ここは僕の家で君は酔いつぶれてたから連れて帰ってきたの。覚えてない?」
「微かに覚えていますが……でも、どうして」
「僕と寝たことも覚えてる?」
「はぁっ!?」
「意外と敏感で感じやすいんだねぇ」
「何言って……」
「ほら、ここ触っただけでビクッてしてる」
胸を指でなぞられて、ピンッと乳首を指先で弾かれる。自分で触ったことのない場所で快感を拾ってしまうことに困惑したが、ドクターは楽しそうに僕の体を指でなぞって遊んでいるようだった。
「僕は内科だから手術とかも学生時代以来だけど、こうして拘束して動けないのを見ているとなんだか解剖しているような気分になってくるね」
「ぶ、物騒なこと言わないでください!まさかメスとか持ってませんよね!?」
「あはは、さすがに解剖なんてしないよ。すこーし触って反応を確かめるだけだから」
腹筋を触られてくすぐったい。ドクターは「ここは気持ちいい?」と触りながら僕の反応を確認するが、その策略に抵抗するようにできるだけ表情に出さないようにしていた。くすくすと笑いながらふとももや首筋を指でなぞって、実験動物を弄んでいるかのような様子だが真意はわからない。
「ここはどう?気持ちよくなってきた?」
「気持ちよくなんて……」
「別にもう、一度快感によがってるところ見ちゃったんだし、隠すことないのに」
「まさか、ほんとに寝て……!?」
「嘘だと思ってた?」
「せ、責任はとります」
「あはは!何の責任もないし、勝手に入れちゃったのは僕の方だからごめんねぇ、悟くん」
「え?」
「悟くんの中、すごく気持ちよかったよ。思い出したらもう一回したくなってきちゃった」
覆いかぶさるように上に乗ってきたドクターは上着を脱ぎ、ズボンのファスナーを下げておおきないちもつを取り出した。全く覚えていないが、あの大きなものが自分のケツの穴に入っていたというのか……?いかんせん信じられないが、よく考えてみたら少しお尻が痛いかもしれない。そう気付いてしまうと自分が組敷かれて挿入される側なのだという自覚が出てきてしまう。
ガバッと足を広げられて、容赦なく尻の中に指を入れられればぬるぬるとしたローションの感覚。気付かなかったけど、尻の中にローションが入れられてる!?
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