競泳コーチの水陸両用スタミナ特訓! (Page 3)
「ぐ…んおッ!あッ…にぃに…さん、しィ――ッ!!」
(こんなの教えてねぇ…!!デカち●ぽ、前立腺にもS字結腸の入り口にも当たって痺れるッ!!)
雄子宮はすっかり彼らのペニスの形に変形し、ズンズンと破れそうなほど無鉄砲に犯される。全身が総毛だった俺は…。
「――イクッ!またイクゥッ!!」
ビクンッと大きく身体が撓(しな)り、一瞬の硬直のあとガクガクと筋肉が収縮を繰り返す。叫び声を上げた俺の尿道からは、大きな水しぶきが上がっていた。
「アンタがこんなドスケベだってこと、彼氏が知ったらドン引きだな」
「家に帰ったら、いつもみたいに“おかず”くださいよ?俺らまだ若いんで」
短時間で何十回とイかされた身体は指ひとつ動かない。俺は清掃用具を投げつけられたことにも気づかず、意識を手放したのだった。
*****
(あー疲れた。アイツらの精液濃すぎて、掃除にも時間掛かっちまったし、朝帰りなんて漣太…怒るだろうなぁ)
4人分のドロドロとした精液や、潮の処理をするのは一苦労である。匂いを誤魔化すために空気を入れ替え、無香料の消臭剤をボトル1本分振り掛け終えれば…日が昇っていた。急いでシャワーを浴び、着の身着のまま家に向かって歩を進める。
電車は始発前で、タクシーなんか乗れる姿ではない。俺の想い人である漣太はお節介だから、こんな格好を見たら血相を変え、何時間も説教をされるに決まっていた。
抜き足、差し足、忍び足で玄関を開け…入ってすぐの洗面所で歯を磨く。喉にはまだ男たちのネバついた精液が残っている気がして、何度も口をゆすいだ――こんなことで、自分の犯した罪が洗い流されるワケではないのに。
(ヒデェ顔。何やってんだか、俺は…)
鏡に映る自身を殴ってやろうと拳を伸ばしたとき、不意にキッチンと繋がるドアが開いた。
「お前、また教え子を食ってきたのか?」
「――漣太!?先に寝てろって言ったのに…」
ドアを開けて俺を睨みつけていたのは漣太だった。いつから待っていたのだろう。テーブルには眠気覚まし用の錠剤と、サーバーいっぱいのコーヒーが見える。
「俺が寝る時間は俺が決めんだよ。それより暁、今5時だぞ?“遊んで”終電逃したんなら、どっかに泊まってこいって前にも言ったよな…」
ズカズカと洗面所に入ってきた漣太は、口をヘの字に曲げたまま棚に置いていたバスタオルを俺の頭に被せ――掻き乱した。
「何すんだよ、漣太!!」
「シャワー浴びてくんのなら、ちゃんと乾かしてこい。濡れたまま外ほっつき歩くなんて…。お前が熱を出したら、俺が困る」
“心配したんだぞ”とまで付け加えられ、いつの間にか彼の胸板に抱き寄せられる形となる。
(こんなことされたら、勘違いしちまう…)
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