競泳コーチの水陸両用スタミナ特訓! (Page 5)
「あれ…?」
ひとしきり涙を流したあと脱衣所に戻れば――手洗いしようと思っていた、精液塗(まみ)れの競泳パンツが見当たらない。気を利かせた漣太が洗濯してくれたのかとも思ったのだが、アレには俺の体液だけでなく、教え子たちの精液まで染みついているのだ。
流石にマズイと思った俺はTシャツとハーフパンツに着替え、漣太の部屋へと急いだ。
「クソッ!暁のヤツ…なん、で…んっ!」
(漣太…?)
部屋の前までくると、少しだけ開いた扉の向こうから吐息混じりの漣太の声が聞こえ、聞き耳を立ててしまう。目を凝らせばベッドの上で大の字になった漣太が露出させたペニスに俺のパンツを被せ…オナニーに耽っているのが見えた。
「こん…なに、こびりつくまで汚しやがって…!結腸の奥も、乳首もいいように開発されてんだろうな…なんで俺相手じゃねぇ、んだ…くッ」
俺が覗き見しているとは思いもしないのだろう。両手で競泳パンツの端を持った漣太は、乾布摩擦のようにペニスをゴシゴシと扱き、あっけなく吐き出した。
「…お前、なんで俺でオナってんだよ!」
頬を上気させ、新たな白濁液を纏うそれを満足気に見つめる漣太に驚き、室内に飛び出してしまう。漣太は性交後憂鬱(せいこうごゆううつ)を起こしていたようで、珍しくこちらをジトリと見つめた。
「お前が教え子に身体売ってんのを妬んでんだ…。なぁ、俺とも筋トレしてくれよ、コーチ?」
*****
「そ、そこ舐めんなぁ…!!」
一体何を見て勉強したのだろう。ノンケであるハズの漣太は、俺をベッド上で後転させるや否や膝裏を抱えるように持ち上げ、すぼんでいたアナルに舌を挿し入れた。
(アナル舐め、なんて誰にもされたことねぇのに…。こんな至近距離でナカ見られるなんて、恥ずかしくて死んじまう…!!)
好きな相手との初めてが“アナル舐め”からなんて、最悪でしかない。肛門筋に力を入れ拒もうとするのだが、漣太は何かを探るようにナカを掻き回しては、出てきた液体に吸い付く。
「――れんたぁッ!!もういいだろ!!汚ねぇからっ!!」
「よくねぇ…教え子の精液、まだ溜まってんじゃねぇか。お前は快楽重視だから、ゴム着けなかったんだろ。こんなエロ動画まで送りつけやがって…」
彼が取り出したのは、脱衣所に置いていた俺のスマホ。画面にはいくつもの通知が届いており――漣太はそのひとつをタップした。
そこには俺が教え子から頼まれて自撮りした、アナニー動画が映し出されていた。
「勝手に見ちゃ悪いと思ったんだけどさ…“おかずありがとうございます!”なんて届いてたら気になんじゃん。開いたらコレだよ…。目剥きながらディルド咥え込んで、気持ちよさそうにヨダレまで垂らしてる。隣で寝てんの、俺だよな?」
「そ、それ…は…」
彼らに命じられ、応じてしまったチャレンジ動画。“好きな人の隣でのアナニー撮り”である。俺はそのチャレンジを彼の部屋で行っていたのだ。
「親友が眠りこけてる真横でアナル広げて…興奮したのか?」
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