社長と俺の営業取引~オメガバース~ (Page 2)
「しゃ、しゃちょ…」
会話をしようと口を開けると舌が入ってきた。
―――にがい
っと感じたときには遅かった。
唾液と混じった俺の精液が口の中にどっと流れ込んできた。
舌をからめられ、無理矢理に喉奥へ流し込まれる。
「ッ…はぁっ」
びっくりして流し込んでしまったが、喉の奥にこびりつく違和感にせき込む。
せき込んでいるのもおかまいなしに、社長の男根が口の中に侵入し、喉奥を圧迫した。
「ォエッ」っと戻しそうになる俺を無視して、社長は俺の頭を掴み上下させる。
何が起こっているのか、わけがわからなくて、その動きについていくように口を開いて舌をからめた。
状況に驚きと屈辱が自分の中で交差するが、身体は期待を重ねて行動に出る。
涙と鼻水で顔なんかぐちゃぐちゃだし、汗と精液で体がべたべたして悔しい。
なのに俺の下半身は先と同じく膨らみを見せ、入れてほしいと腰を振って喜んでいる自分がいる。
口に含んだ男根から吐き出された精を一身に受け止める。ごくりと飲み込むと口の中に甘さが広がった。
まだ頭は精液を飲みたくて、社長の男根をしゃぶるように舐めた。
裏筋を舐めて、上目づかいで社長を見てしまう。
一度口に含んで、また裏筋を舐めて赤く充血し始めている亀頭を吸う。
社長の男根から唇が離れて熱い吐息が漏れる、ソファーは俺の体液でびしょびしょに塗れている。
今まで感じたことがないくらいに体が熱い。
熱すぎるせいか、ガクガクと寒気を感じた。
さっきイッたばかりなのに、また熱をもってジンジンと立ち上がってくる自分の男根に嫌悪が沸く。
でも、脳は気持ちよくなりたいとわめいていて、体には指を握る力さえ入らない。
「すごく、濡れてますね」
社長は俺の蜜部に触れると指をいれる。
すんなりと何本もの指を出し入れできたようで、満足げな顔が見えた。
満足げな顔の下で俺の抵抗する気力や体力はなく、ただただハァハァという呼吸と、ぐちょぐちょと自分の中に出し入れされる指の感触を社長の上で感じていた。
「ふッアァアアアッ」
指が中で折り曲げられて、グッと圧迫された。
「――――――ッン」
俺の体はのけぞり、いとも簡単にまた精液を吐き出してしまった。
荒い吐息を整えていると、また社長は同じように指を動かす。
「―――んッんんんっ」
次はイッた感覚はあるが、精は吐き出されなかった。
目の前にバチバチと花火が上がった。
体にどっと疲労感を感じ、目をつぶろうとした瞬間だった。
「ぁ…ッ」
今度は社長が俺の竿をつかみ、上下にシゴきはじめる。
「ッはぁっ…めて、ヤめ」
俺の男根は、社長の手の中でジンジンと熱くなり、亀頭が膨らんで、硬さを増していくのがいやでもわかる。
「あッ、だめ、頭、あたまおかしくなる」
むくむくと自分の中にまた、イキたいという欲望が沸いてくる。
社長は俺自身をシゴきながら、先と同じく指で中をかき回す。
俺の弱い部分を何度もこすって指の先で突いてくる。
俺は社長の動きに合わせて腰を振ってねだってしまう。
気持ちよすぎて涙が溢れて止まらない。
「やだ、やだ、やだ、またくる、きちゃう、やだ、やだ、イ、イキたくないいいぃぃぃっ」
さっき擦られた場所を強めに擦られると、同時に身体がびりびりと熱くなり、俺の身体は勢いよく反り、精を吐き出す。
「ッぁあああああ」
それから数時間、社長は俺の体で何度も同じことを繰り返した。
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