妾忍びガンギマリ輪姦~寝取られ忍者は主君の愛玩具~ (Page 2)
「ぅん…おッ、おふッ、おぉんッ…くふッ!!」
肛門ヒダから粘膜を捲った肉竿が勢いよく出入りを繰り返し、あれほど音に注意を払っていた奈也丸も雄叫びを上げ、跳ねている。彼がこれほどにまで浅ましく滑稽な姿を曝け出せるのは、相手が“心を赦した命の恩人”、御乃介だったからであろう。
「…奈也丸。この城の主に対して禁じ句を言ったかと思えば肉竿を強請(ねだ)りよって、お主はワシを困らせる…案ずるな。ワシがおなご相手にどうともならぬことは、お主も知っておるではないか。父上からこの城を譲り受けた以上、妻を貰うのは致し方あるまい」
そう囁かれた奈也丸が幸せを噛み締めるように頷くと、御乃介から胸や陰嚢を揉みしだかれながらの背面突きを一身に受け入れていく。本妻相手には勃起することのない御乃介が、妾の自分相手に夢中で腰を揺さぶり、種付けしてくれるのだと思うと嬉しくて堪らず、奈也丸は御乃介の望むまま犬のように片脚を上げ…接合部分からヌッポリと彼の肉竿を勢いよく引き抜いた。直腸内には繰り返しの射精により行き場のない精液が溜まり込んでおり――肛門の皺伝いに白濁液が流れ落ちる様を御乃介に見せつけてやっていたのだ。
*****
今となっては御乃介とねんごろな関係にある奈也丸。その出会いは、十数年前に遡る。
当時の奈也丸は自身が所属する城主の下、武士に扮しての密偵行動に心血を注いでいた。だが――何者かの陰謀により、得意とはいえない戦の切り込み隊長に抜擢されてしまうという不運が起こり、敵陣はもちろん内偵を嫌った自城の家臣たちに取り囲まれ――無数の刃(やいば)を振り下ろされてしまったのだった。
『くっ…私はもう…もたぬ――』
戦闘が行われたのは、凍てつく寒さの冬山。
腹や額、四肢…身体中から滴り落ちる朱色の液体で深く積もった雪が穢れていく様に、1人残された奈也丸は死への恐怖を覚え…命の灯が消えるその瞬間をただ待っているしかなかった。
――だが。
『御乃介様、戦場に残された“屍(しかばね)”に近寄るなど、おかしな真似はお止めくだされ!!』
『ワシには関係のない領地争いなのだから、構わぬだろう?…それにしてもコヤツ、凛々しくも美しい顔をしておる。雪山に埋めておくのは勿体ないな…』
その言葉と共に感覚をなくしていたはずの奈也丸の頬に生温かなモノが触れ、唇をなぞるのを感じた。硬直していた表情筋も僅かながら動かすことができるようになる。
『ん…』
『なんと…生きておるではないか!皆の者、ワシはコヤツの面構えが気に入った。城に連れ帰って、医者に診せるのだッ!!』
偶然にも黄唐茶城の城主、御乃介が通りかかったのだ。彼は“面構えが気に入った”という理由だけで奈也丸を連れ帰り、献身的な看病に徹してくれた。
そのお陰もあり、奈也丸は御乃介の家臣から直々に武道の稽古を受けられるまでに快復し…“ひ弱な忍び”の姿は影を潜めていった。
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