危険な温泉旅行 (Page 2)

「俺に秘密で温泉付きの部屋、予約してくれてるなんてね…そんなにイチャイチャしたかったんだ?」

俊樹がニヤニヤしながら首すじへと舌を這わせる。

「は…あっ!そんな、つもりじゃ…」

「ふーん?でもそんな可愛いことされたら、俺もう抑えられなさそうでさ」

小刻みに舌を動かしながら俊樹は司の鎖骨に優しく噛み付いた。

「ああっ!…じ、じゃあ何でこんなところでっ…やめっ…んんんっッ」

「うん、落ち着きたくて大浴場きたけど俺ら以外誰もいないし。それにさっき上目遣いで誘ってきたの司じゃん?」

「は?!何言ってんだよ!いつ誰がきてもおかしくないし誘ってなんかない!」

「そう?じゃあこれは何?」

すっかり硬くなってしまったペニスを、お湯の中で激しく上下にしごかれる。

「やっ…それは…っ俊樹がそんなことするから…あああっ」

「じゃあ責任とってあげるね。でもあんまり声出したら誰か来ちゃうかもよ?」

俊樹のゴツゴツとした手が、脇の下を支えて引き上げてくれた。
司を浴槽の縁に座らせると、ぶるっと勃起したペニスが姿を現した。

「司…かわいい」

ピンクの蕾を指で挟みながら、俊樹はいきなりそれにしゃぶりついた。

「あああああぁ!やめっ…んんっだめええ!」

先端を執拗に愛撫され、司は思わず大きな嬌声を上げた。

いつ誰か来てもおかしくない状況なのに、突き抜ける快楽が司の頭を支配する。

「あっう、んん…俊樹ぃ…も、やめ…」

俊樹の長い舌がピッタリと陰部の奥まで張り付き、トロリと我慢汁が溢れる。

「おい司、あんまり煽るなって」

立ち上る湯気と露天風呂の野性的なシチュエーションに司はますます淫らな熱にまどろんだ。

「俊樹…」

司が口づけをしたことで、司は俊樹の身体の火照りにようやく気がついた。

「俊樹お前っ…今すぐ上がるぞ!」

「大丈夫、続きやる…」

「ばかっ!!」

一気に正気に戻った司は、行為を続けようとする俊樹を制し脱衣所に向かった。

*****

「だいぶ落ち着いたか?」

司はベッドに腰掛け、横たわる俊樹をタオルであおぐ。
浴衣がはだけ、まだ少し顔が上気している俊樹は妙に色っぽい。

司は密かに下半身を再び硬くしていた。

「もう大丈夫。ごめんな」

俊樹はそう言いながら司の手を引き、隣に抱き寄せた。
そしてそのまま浴衣の帯を解いた。

「な…っ!?」

「ごめんな我慢させて。また大きくなってんの、俺気づいてないとでも思った?」

すっかり元気になった司の陰茎を下着の上から俊樹の指がなぞる。じんわりと我慢汁が下着を濡らす。

「あっ俊樹…!もう、俺…」

「うん、俺ももう限界」

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