童貞大学生はぬいぐるみ好きヤ●ザを嫁さんにしたい! (Page 9)
「鵡川さん、無理しなくていいのに。オレと同じで、男に興味なんてないでしょ…フェラも当然未経験なワケで――」
オレの言葉に、ほんの数秒だけ考え込んだ相手は、言い出しづらそうに『きゅうたのデカち●こ、あれだけ俺のナカで暴れてもずっと元気で…もっと間近で見てぇんだ』とはにかんだ。
鵡川さんは、オレ自身というよりかは、オレのペニスに惚れたらしい。夜の指しゃぶりのようにちゅぱちゅぱと音を立ててペニスをしゃぶり、こちらの興奮を煽ってくる。
「――ッ!鵡川さん、オレもう…でる!!」
「いっ…人のち●こ噛む…なぁあああ!!!」
こうしてオレたちは、それぞれの口内に白濁液を注ぎ合った。
「鵡川さん、裏社会にはもう戻れないんでしょ?だったら、オレと…一緒に暮らしてくれませんか…ッ!」
「ぁあッ!!突きながら言うんじゃ、ねぇよォ!!クマちゃんこっち見てんのに脚掴むのだめぇ…ナカ見えちまうよォ!!」
「――見せてやりましょうよ…気持ちよすぎて何回も潮噴いちゃってるオレの可愛いお嫁さんを!」
「何言って…ァアッ!!」
*****
「久太、明日…俺、休みなんだぜ?」
あの日を境に、まっとうに生きると決めた鵡川さんは、なんとか職にも就き、今もこうしてオレの隣にいる。
寂しがり屋のこの人は、オレが決めた週3回のペースじゃ物足りないみたい。指を絡めて、こちらの手の甲をくすぐるのは、『今日は一晩中抱いてくれ』の合図なのだ。
(全く、甘え上手なんだから…)
『覚悟しといてくださいね』の意味合いで、彼の手をくすぐり返す。
――新婚旅行もいいけど、家でセックス三昧もオツだよな、なんて思いながら。
Fin.
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