僕は兄ちゃんの花嫁~血の繋がりなんて関係ない!~ (Page 4)
「皮ぐらいは剥いてんだろ…生理現象で、夢精もすんだろうし」
「そんなこと聞かないでよ…」
包茎の場合、皮を剥いて洗わなきゃいけないことは知っているけれど、僕が下手なのか痛みに耐えきれなくて…内側まで綺麗に洗うのは3日にいっぺんぐらい。とてもじゃないが、そんなペニスを好きな人に見つめられることに耐えられなかった。
それに夢精――夢の中で自分を抱く相手はいつも兄ちゃんだ。夢の中の彼は普段とは異なり、力でねじ伏せるように僕を襲い、無理矢理抱く。何がなんだかわからない僕の腹のナカを兄ちゃんのペニスが貫き、熱い液体を吐き出してくれるのだ。
その後、僕は喜んで彼に抱きつく。“これで兄ちゃんの赤ちゃんが産めるね”なんて非現実的なことを言って。そんな日は白濁液でシーツをぐっしょり汚し、消えたくなる思いをするのだ。
「ふーん…じゃ今日は昔みたいに俺が蒼の身体、洗ってやるよ」
「えぇ!?ちょ、ちょっと待ってよ!!」
“お前と一緒にいられんのもあと少しだからさ”と囁かれてしまえば、僕の意思に反して身体は兄ちゃんの言いなりとなる。その所作は、夢の中で出会う彼そのもので――僕の胸は高鳴った。
*****
「ひゃッ!兄ちゃん、そこ嫌!!自分で洗えるよぉ!!」
液体のボディソープを真上から垂らされ、冷たさに身体が跳ねる。それを撫でるように兄ちゃんの手が僕の四肢、腋、へその中までグチュグチュと掻き乱し、身体は泡に包まれていく。
「蒼…ち●こだけじゃなくて、乳首まで勃起してんぞ…自分でも見てみろよ」
兄ちゃんは乳首とペニスを覆っていた泡を腹部の方へと寄せ、目印とばかり3点の周囲に指で円を描いた。確かにそれぞれの芯が白い雲から頭を出すように突っ勃っている。
「知らないよぉ…兄ちゃんのイジワル!!僕、Hな身体になっちゃう…兄ちゃんに嫌われちゃう!!」
兄ちゃんは跳ねすぎて風呂椅子から滑り落ちそうになる僕を膝で挟んで固定すると、膨らんだ乳頭や陰のうをグリグリと押し込んでいく。その度に何か…出してはいけないモノが外に出そうになる。
「やだ、やだぁ!!兄ちゃん、僕…僕、出ちゃう!ガマンできないよぉ!!イヤだ!兄ちゃんの目の前でぇ!!」
「蒼、いいよ。俺が剥いてあげるから…出してごらん」
そう言うと兄ちゃんの指は僕のペニスをしっかりと包み、包皮口を広げるようにカリ下を押し込み…少しだけ亀頭が出たのを確認したのち、ゆっくりと皮を下ろした。
「あっ、あっ、あぁ…ぅん!!」
「痛くない、痛くないからな…」
ビクンビクンと反り返る僕の耳たぶをカプリと甘噛みして、宥(なだ)める彼が憎たらしくて仕方ない――きっと彼女も兄ちゃんのテクニックに溺れてしまっているのだろう。
「蒼、出してみろよ…兄ちゃん、蒼がイくの見たいな」
「…そんなぁ!!どうやって…あっ、んくぅ――だめぇッ!!」
鏡と向かい合うように兄ちゃんの腕で脚を広げられた僕は、そのまま敏感になっていた乳頭を摘ままれ…尿道から見たことのないサラサラとした透明な液体をぶちまけてしまった。
「兄ちゃん、ごめん!!違う、違うんだ!!違うよ…うぅ…」
自分が出してしまったモノに驚き、早くシャワーで流さなければと彼の手を振りほどこうとしても、兄ちゃんは放してくれなかった。
「お前、潮噴きしたの初めてだよな?汚くないから心配ないよ…そんなに感じてんのなら、こっちも触ってイイ?俺も隠せなくなっちまった」
「ふぁ!!に、兄ちゃん…!?」
一度も触れたことのない蕾…尻の穴を彼の指によってツンツンと刺激される。
「お前はさ、少女漫画のヒロインに憧れてんのかもしれないけど、男同士でもセックスはできるんだぜ?ココを使って――お前さえよければ、挿れたい。こんな兄ちゃんでごめん…」
背中に得体の知れない硬いモノが押し当てられ、そこから垂れる熱い汁が椅子に零れる。それが兄ちゃんの巨根であると判断するのに時間は掛からなかった。
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