加虐性癖サラリーマンはご奉仕ロボットを愛でたい (Page 7)
「こ、これが僕の…おちんちん…?」
もうすでに俺から受ける行為を性的刺激と認識しているのか、亀頭は艶やかに光り、今にでも射精してしまいそうだ。彼の手の平に俺のを重ねて、一緒に扱いてやる。初めて見る己の亀頭に混乱していたメグも、すぐ恍惚とした表情に変わる。
「言ったろ。犯しながら扱いてやるって。お前は自分の気持ちイイ場所、記憶しておけ。これから毎日俺とスんだからな…」
「んんッ!先っぽグリグリされるのイイよぉ!!ご主人様のおちんちん、お腹のナカでどんどん大きくなってるぅ!!ぼく、ぼく!!また何か出ちゃう!!せっかくご主人様と繋がれたのに…故障しちゃうぅ!!!」
「お、おい!!ちょっとま――…ッ!!」
メグは初めてのカリ責めがよかったのか、俺の腰を自身の脚でガッチリ挟み込む格好となり、ペニスを絞りだしてくる。
「あぁ!!白いの止まんないっ――ッ!!」
「――ぐぅッ!!」
彼が初めて出した精液は、対面座位の形で抱き寄せていた俺の肌を汚していく。絶頂に至っているのだろう。白濁液は次第に透明な液体…今度こそ本当の潮へと変化していった。
*****
「はい、孝則。あーんして?」
(また余計な知識を得やがったな…)
俺が同時射精してしまったことで、性処理の役目を果たせたメグだったのだが、精液や潮、我慢汁がどんなメカニズムで排出されるのか理解していなかったらしい。彼が絶頂を迎えた際に“故障してしまう”と思い込んだのもそれが原因で、傷も人間同様に軟膏を塗ってやればすぐに塞がった。
今では色んな料理を食わせてくれるし、性の勉強にも熱心で、大量のAVをサブスクで見漁る始末だった。
「今夜こそ虐めてくださいね。まだ使っていない玩具、たくさんあるじゃないですか。ローターやバイブ、早く試したい…お尻が“寂しい”って疼いてますよ」
メグは躊躇なく中指だけ突き出すと、ぽっかり開いた肛門でそれを飲み込み、前立腺を押し潰す。こうして、夕飯を食べ終えたばかりの俺に『早く抱いてくれ』と誘うのだ。被虐性欲を発散する目的で入手したメグが…本当の愛を知らないコイツがご主人様である俺からの仕打ちを受け入れる姿が健気に思えてしまい、俺はメグを家事代行ロボットではなく、妻として迎えることに決めたのだ。
だが、一緒に過ごす時間が増えるほど、彼が一向に衰えない姿だというのが気になる。仮に人生が80年だったとして、50年後に俺が死んだら、メグは他の誰を“ご主人様”と呼ぶのだろう。
「お前、俺が死んでも生き続けるんだよな…?」
メグが俺を好きでいてくれるなら…俺が死んでもこの部屋で独り慎ましく暮らしてほしかった。この問い掛けに返ってきた言葉が、『そんなの最初からわかっていたことじゃないですか』である。しかし、続く言葉は俺が想像していたものと違っていた。
最近のコメント