先輩はウラアカダンシ (Page 2)

「ああっ…くろ、き…くんっ」

触れるようなキスから始まって、自然と舌を絡めあううちに服の上から安藤の胸の尖りを擦るように黒木が指を動かした。

「すごい、感じやすいんすね」

「ち、ちがっ」

黒木が服の上から乳首を舌で舐めあげると安藤の腰が跳ねた。

「はは…すごい、服の上からなのにめっちゃ感じてる」

深いキスで舌を絡ませあいながら、黒木は安藤のネクタイを解き、シャツのボタンをひとつひとつ外して服を脱がせてゆく。

「ねえ安藤さん。こういうのもほんとは配信したいんですか？」

耳元で黒木が囁くと、安藤は顔を真っ赤にして首を横に振った。

「した…くないっ」

「ほんとかなあ」

くすくすと笑いながら黒木は安藤の耳に食むように口づける。

乳首のまわりを指の腹で撫でるようにしながらゆっくりと口を開く。

「安藤さん、どんなふうにされるのが好き？」

「おね…がい、直接…さわ、って」

舌を出していたずらっぽく微笑んだ黒木が、舌で乳首をつつく。

熱く芯をもった胸の尖りがみるみるうちに硬く主張を始める。

与えられる快感に安藤は思わず足先でシーツを何度も掻いた。

「あ…あ…」

思わず漏れた安藤の甘い声に黒木は目元をほころばせる。

「やべ…安藤さんのその声、めっちゃ興奮する…」

興奮に身を任せ、黒木は安藤の唇を貪る。

下半身に黒木の硬くなったペニスの大きさを感じて、安藤は興奮で吐息を漏らした。

それに気づいた黒木は安藤の下半身にわざとペニスを擦りつけた。

「黒木…くんの…おっきい」

「安藤さんに興奮してるんすよ」

今度は指先で乳首をこねるように撫でながら口づけを繰り返す。

長いキスで欲をはらんだ目をして安藤が黒木の下着に手を伸ばした。

熱く太い陰茎が手に触れる。

安藤は黒木の陰茎を上下にさするように撫でながらじっと黒木の顔を見た。

「黒木くんのこれ…舐めたい。いい？」

黒木は驚いて安藤を見つめる。

「いい、っすけど」

がばりと起き上がったかと思うと、安藤は黒木の下着を一気に下ろした。

ぶるんと勢いよく黒木の勃起したペニスが目の前に現れて、安藤は思わず唾をのんだ。

カリだけでなく全体が大きく、裏筋や血管がしっかりと主張してなんともいやらしいその形に興奮し、安藤は一気に根元まで咥えこむ。

「っあ…」

思わず声を漏らした黒木の顔を安藤は見上げながら、じゅぷじゅぷと音を立てた。

唇と舌で陰茎を刺激しながらうっとりとした瞳で安藤が黒木を見つめる。

「うまい、っすか」

「おいひい」

すっかり欲にとけた目をして安藤が答えた。

思わず黒木は安藤の頭をなでた。

安藤は舌を器用に這わせて、亀頭から陰嚢まで丁寧に舐めあげる。

「安藤さん…慣れてますね」

「ち、ちが」

ぷは、と口を離して安藤が言い訳をするように首を横に振る。

「おもちゃで…やってるから」

「昨日見ました」

黒木が微笑むと、安藤は余計なことを言った、というように目を背け、またじゅぷ、じゅぽっとペニスを咥えこんだ。