先輩はウラアカダンシ (Page 4)

「イっちゃったんすね」

にやりと笑う黒木に安藤が無言でこくこくと頷く。

「でも俺、まだなんで」

ぐるん、と安藤の身体を反転させ、黒木はがっしりと安藤の腰を掴んだ。

「あ…あっ」

「覚悟してくださいね」

ずるり、と黒木は肉棒を引き抜いたかと思うと、安藤のアナルへと打ち付ける。

最奥を貫くように腰を動かすと安藤の背中が崩れ落ちた。

「は…ンッ…ああああッ」

「すっげぇ、締め付け」

「ああッ…あッ、ああーーッ」

快楽から逃げようとする安藤の腰を掴んで、黒木は激しいピストンを繰り返す。

「あッ…また、またイくっ」

「いいよ、いっぱいイって」

その言葉と共に安藤の背中が弓なりにしなる。

激しく腰を震わせるとともに、安藤は嬌声とともに再び射精した。

締め付けに耐えるように腰を動かしながら、黒木は安藤の背中を撫でる。

「気持ちいい?」

「ンっ…あンッ…」

安藤が首をひねってこちらを見て、こくこくとうなずく。

「ほんっと…かわいい」

黒木はそうつぶやいて、肉壁をえぐるように腰を動かした。

安藤は背中を反らせて感じ入っている。

とぷとぷと勢いなく吐精しつづけている安藤のペニスを黒木が手で刺激した。

「すっげぇ、ずっとイきっぱなしじゃん」

「はッんん、あ、あッ」

刺激に耐えるように安藤は息を荒く吐きながら喘ぐ。

ずちゅん、と勢いよく奥まで貫くとまた安藤は声をあげながら達してしまった。

「ああっ…んああああッー!!」

「ね、今度これ配信しましょ?」

背中に身体をくっつけるようにして、耳元で囁く黒木の言葉に安藤が必死に首を横に振る。

「や、やだぁ」

「いやなんすか?でも…配信しましょう、って言った瞬間、めちゃめちゃナカ締まったけどなあ」

そう言って、黒木はまた最奥までぱちゅんっと音を立てながら腰を打ち付けた。

「ああああッ…も、も、むりッ…おかしく、なる、からあ」

「おかしくなって、ください、よっ」

締め付けに黒木のペニスがまた硬くなる。

肉壁をかきわけるようにピストンを繰り返した。

「は、んんんんッッー!!」

「あっ…ヤバ…イきそっ」

ピストンが加速し、安藤の背中が痙攣するように跳ね、黒木は欲を安藤の最奥に吐き出した。

*****

「ね、俺たち付き合いません?」

「は!?はあっ…なに、いってっ」

コトが終わったベッドの上で黒木が切り出すと、安藤はにわかに驚いた声をあげた。

安藤の声はすっかり掠れている。

「いやだって体の相性めちゃ良くないすか?」

「それは…」

「それとも安藤さんは俺の事遊びってことですか?」

「は!?ちがっ!いやっ…えと、ちがう…けど」

「じゃあ付き合いましょう?」

にっこりと微笑む黒木に安藤はたっぷり20秒だまりこんで言った。

「…おねがいします」

その答えに満足げに黒木が笑った。

「そうだ」

何かいいことを思いついたように黒木が微笑む。

「あ、セックス配信もしましょうね」

いたずらっぽく微笑む黒木に安藤はため息をつく。

裏垢でのエッチな配信はまだまだ続きそうだ。

Fin.

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