配達員は淫乱双子に惑わされて
一卵性双生児の双子であり、セフレでもある藍と慈。しかし、弟の藍にはもう1人気になる相手――宅配業者の香賀がいた。兄の提案により、想い人を開発&逆レ●プし、3Pに持ち込むという手荒な行動に出ることになった藍。睾丸マッサージフェラと顔面騎乗位を繰り出す淫乱双子はやがてノンケ業者の絶倫に夢中になり――!?
「ねぇ慈(けい)にぃ。これ、本当にうまくいくのぉ…?」
マンションの一室。僕は太腿の裏側を双子の兄――長久(ながく)慈に支えられたM字開脚状態で、彼の膝上に乗せられていた。ここは玄関前だというのに、今身に纏(まと)っているのは兄が手渡してきた白地の女性用マイクロビキニのみ。後転するような格好で彼に全体重を掛ければ――ただでさえ極小サイズの布切れがペニスを包み込むようぴったりと張り付き、熟し始めた桃色亀頭が透けてしまう。
「お前…なんだかんだ言ってたワリに、乳首ビン勃ちじゃねぇか」
彼は意地悪く口元を歪めると――僕の敏感乳首を背後から摘まみ、芯を持った乳頭をコリコリと捩(ね)じる。
「ふわぁっ!あっ!!慈にぃ…それだめぇっ!!僕、香賀さんが来る前にイっちゃうよぉ!!」
慈にぃは僕の弱いトコロも、どこを弄ってほしいのかも知っている。だって僕たちは近親相姦を楽しむ仲なんだから。なんでも簡単に飲み込んでしまうアナルも、元を辿れば慈にぃと共に開発を繰り返した結果なのだ。
「んー?乳首だけでイっちまったのか、藍(あい)。身体跳ねさせて可愛いヤツ。でもまだ出し足りねぇだろ。兄ちゃんのクチで尿道から出るモン全部吸い出してやるよ」
「え…んんっ!?」
急な言葉に戸惑いを隠せない僕の唇を、いつものように慈にぃが貪っていく。感度が高まり過ぎた身体は、甘いリップ音を聞くだけで再び蕩(とろ)けてしまいそうだ。
「あぁっ!!慈にぃ待ってぇっ!!僕、お漏らししちゃう!!!」
「…らふぃれみろよぉ…?」
ガッシリとこちらのペニスを咥え込んだ兄は、僕がどう藻掻(もが)こうが口を離そうとせず、舌先で無理矢理尿道口を抉(こ)じ開けようとした。手の平サイズの睾丸まで揉みしだかれてしまえば…僕はあっけなく体液を放ってしまう。
白濁液の放出を終えた今、兄の口蓋垂に向かって勢いよく迸(ほとばし)る液体が、潮なのかそれとも別のモノなのかわからない。しかし僕の不安をよそに、彼は美味そうに喉を鳴らしていた。
僕、長久藍と一卵性双生児の兄、慈にぃは女子に対して恋愛感情が沸かない同性愛者。僕は幼い頃からずっと自分だけが変わりものなのだと思い込んでいたのだが…。成人式を迎えた日、世界が変わった。
中学の仲間が集まった飲み会の帰り、突然慈にぃに抱きしめられ、『俺、藍とセックスしてぇ…』なんて大胆不敵な告白を受けたのだ。この発言に僕は面食らったのだが、胸の高鳴りに従い、“お互い恋人ができるまで”の約束の下(もと)、肉体関係を結ぶ流れとなる。
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