揉みほぐし~セラピストはペニスつき男の娘!?~ (Page 5)
『早く、早く!』とチヒロは俺のペニス上にアナルの入口が重なるよう、擦りつけてくる。彼の直腸内は熱気に包まれ、湯気さえ感じ取れるほどであった。
「チヒロ。君に欲情していることは確かだ…。だが、初対面なのに直接挿れるワケにもいかないだろう?君に負担を掛けることには変わりないが、せめてもの慰めに…」
腰を揺らす仕草を繰り返すチヒロを宥(なだ)めつつ、受付で購入を促された有料のビニールポーチを開く。中身は想像していた通り――ゴムやローションといったスキンセットだった。その内のひとつを取り出すと、亀頭から根本までを覆うよう被せていく。
「…ゴムですかぁ?僕、今まで着けてもらったことないですよぉ?」
「それは、ここに来る“奴ら”の礼儀がなっていないからだ。チヒロの身体は誰かの性欲を満たすためのモノじゃない。君も断らなきゃ駄目だろう?」
空きを待っていた複数人の男たちの姿を思い浮かべ、頭に血が上る。ゴム無しセックスを自ら望むチヒロにも腹が立ってしまうのは、俺が中年だからだろうか。
「『郷に入っては郷に従え』って言葉があるでしょう。ご主人様こそ、この店のマナーに従ってください…」
少し寂しそうな表情を浮かべたチヒロは、そう口にするとサイドの髪を耳に掛けた。これが行為開始の合図なのか――俺が装着したばかりのゴムを勝手に引き抜いたかと思うと、見せつけるように大股開きとなりながら自身のアナルをこちらの亀頭に沈めていく。
「んぅ…おっきぃ!どうします?アナタのおち●ぽも他のご主人様と同じように、僕の子宮を突いてますよぉ…結合部分丸見えで、堪らないでしょう?」
チヒロは微睡(まどろ)んだ表情を浮かべると、俺の手を握り…パチュンッパチュンッと跳ね回る。俺の肉竿がチヒロの内壁に当たる反動で、彼の半剥けにしかならない小さなペニスがこちらの腹部を叩き、無邪気に白蜜を吐き出す。気がつけば俺のヘソ穴は、ミルクのプールとなっていた。
「やめないかっ!!そんなに動かれると…ナカに――っ!!」
「僕のペニクリで、お腹叩かれて興奮してます?早く赤ちゃんの素、出してください!!」
(このままじゃチヒロの雄子宮で精液搾り取られちまう!!他の野郎と同等になっちまう…!!)
「…ご主人様ぁ…」
絶頂を迎える寸前で俺の良心は性欲に打ち勝ってくれた。間一髪のところでチヒロの腰を抱え、ペニスを引き抜くことに成功すると、彼の腹部に向かって放たれる自身の精液を虚ろに見つめた。外出しではあったものの、セラピストであるチヒロを汚したことには変わりない。『スマン…』と頭を下げたのと同時にマッサージ終了の――120分が経過したことを告げるベルが鳴った。
「――中出ししてもらえなくて残念です…。でも今日の僕を思い出してご自宅でもおち●ぽマッサージ、してくださいね?妄想だけならお金も掛かりませんから…」
「君は俺が妄想だけで満たされると思っているのか?」
「え…?」
不意に口をついた俺の問いに、チヒロの目が見開いた。彼の瞳孔に映るのは、俺ただ1人。
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