僕×M×彼氏 (Page 4)
「は、っああっ!た、いちっンッ…ぐっんぁ、あっ」
膝を立てて奥を何度も突き上げると目尻に涙を浮かべながら、震える体をどうにか支えようと僕の膝に両手をつける。
和葉は多分声を出したくないんだと思う。でも、今口を塞ぐと僕を潰してしまうから自分のプライドより僕を優先している。
下半身にはもうほとんど力が入っていない、それでも必死に膝を掴んで体重がかからないようにする姿は本当に愛おしい。
キツイ締め付けと振動で僕もイきそうになるけど、イきっぱなしの和葉が可愛くて粘りたくなる。
「アッ…っふ…太一、抜いて…ッ…」
一回イくまでは意地でも理性を保つし、多少呂律が回らない時もあるけれど和葉はイケメンっぷりを崩さない。
余裕なんかないくせに僕を優先してくれたり、自分の方が限界なのに僕に奉仕をしてくれる。
けど、一回イったら無意識の内に気が緩むのか、普段の男らしさは徐々に軽減していく。
今もヘコヘコと情けなく腰を振りながらイき顔を晒しちゃっている。
完全に理性を飛ばすまで抱いてみようとしたことはあった。
ぐずぐずになって完全に堕ちただろうと思ったけど、和葉は最後の最後にも僕を見た。
どれだけ快楽に溺れさせても和葉の中では譲れないらしい、そのおねだりが聞きたくて僕も我儘を言ったりする。
「ん、ちょっときつかった?休憩する?」
陰茎を抜いただけでもイっちゃう和葉の髪を撫でて息を整えていると、途端にモーター音が響き渡る。
電源が入ったままのローターを引っこ抜いた和葉は痙攣して力の入らない太腿を拳で叩き、シーツに片手をついて腰を持ち上げる。
和葉が何をしたいのか、何を望んでいるのか、言われなくてもわかっているけど和葉の口から聞きたい。
頬を撫でて口端にキスをして、ヒクつく後孔に指を添えれば嫌がるように首を振った。
「あっダメだよ和葉、取ったら…」
「嫌だ。俺の中に出してくれ、腹の奥でお前を感じたい」
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