10連勤明けにほっとして自慰してたら、同居人が帰ってきた。 (Page 2)
「おい、かずきぃ!?」
「うるさいぞ、孝義」
和樹はそのまま上下に手を動かし始めた。
(和樹は男同士でこんなことするのに抵抗ないのかよ)
そんなことを考えている余裕もなくなっていく。
「あぁ…かずき…だめぇ…」
「ああぁぁ!!」頭が真っ白になるような感覚とともに、どぴゅっと音が聞こえそうな勢いで精液が出てきた。
それを見た和樹はさらに手の動きを早める。
「ちょっ、待ってくれ、まだイッてる最中だから!またすぐ出ちゃうってば!」
俺は必死に訴えるが和樹はやめてくれない。
「今日…」
「はあ、んっ、ああ、ああっ」
和樹が何か言っている。自分の喘ぎ声にかき消されそうなくらい小さな声で。俺は必死に耳を傾ける。
「今日何で、帰ってくること俺に言わなかったんだよ…」
和樹の声は少し震えていた。
「それはっ、ひゃああん!!まって、はぁん、か、かずきぃいいい!おねがい、ゆるしてくださいいぃ!」
「ほら、喘いでないでちゃんと答えろよ。俺、傷ついたんだからな?」
和樹の指がカリッと裏筋を引っ掻いた。その刺激で俺の体はビクンと跳ね上がる。
「ごめんなさいぃ俺、お、れ、今日、友達と旅行行くって聞いて、それで帰ってくること、言い出せなくなってぇええ!!!」
そう言った途端、和樹の動きが激しくなった。
「ああぁあ!ゆるしてくださいいぃ、ごめんなさ、ああああ!!!」
再び絶頂を迎えると、和樹も達したようだった。
はあはあと荒い息を整える。
和樹がそんなに俺のことを思ってくれてるなんて思わなかった。
和樹は顔を伏せていて表情はわからない。
もしかしたら、相当怒っているのかも。
そう思った俺は和樹の顔を覗き込むようにしながら、
「その、和樹、ほんとごめんな。」
その時和樹はバッと顔を上げた。
「和樹?」
顔を上げた和樹は楽しそうな笑みを顔に張り付けた。
「まぁ、結果オーライだったけど」
「はあ?」
「俺がいたんじゃこんないかがわしいことお前やんないだろうし。」
「い、いかがわしいとかいうなよ。男の生理現象だろ。それに和樹こそ、今日は友達と旅行だろなんで戻ってきたんだ?」
「ああ、啓介のやろう当日に彼女とより戻したんだよ。今回の旅行は啓介の失恋旅行だったからな。そんでドタキャン」
「うわ。」
啓介は俺たちの親友の一人で高校のとき付き合った彼女と7年付き合っている。よりを戻してよかったけど、よかったのだけど…
苦虫をかみつぶしたような顔をしている和樹は俺を振り回しやがってと悪態をついている。
結局彼女と啓介で旅館に泊まったらしい。啓介は現地にはいったけど帰ってきたようだ。
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