激愛吸引恥辱~ノンケ大学生とタチ役ウリ専配達員の隠れ遊戯~ (Page 7)
「凛くん好きっ、好き、好き…好きだよ!!俺を誘うように鳴く雌猫声の凛くんも、狼みたいに低く唸る雄声の凛くんも全部好きなんだ!!」
「くぅッ…わ、わかったかりゃあ…もっとスピード落とひれくれぇっ!あんひゃのち●ぽぉ…オレのあにゃる捲り上げてぇ…腹の奥で種付け射精始めちまってんのぉッ!!」
野津は自分から迫ってきたというのに、発狂の止まらない俺の頭を撫で、安心させようとしているのか…また筋肉質でたわわな己の乳房をこちらに噛ませると、ハタハタと涙を零していた。
涙を流したいのは間違いなく俺の方だ。タチ専の新聞屋により迷惑を被っていたハードプレイを覚えさせられ…一生使わないであろう処女穴を失ったのだから。
(でもぉ…野津のデカち●ぽで雌化した雄膣掘られんの最高…!野津の言う通り、AVで抜くよりこっちの方がイイ…)
身体の相性というふしだらな理由であっても、沸々と沸いてくる感情には逆らえない。
いつしか野津と会うために毎日早起きし、じいちゃんやばあちゃんに内緒で玄関先や軒下で時短セックスを繰り返していたのだが、体力馬鹿なこの俺が5分10分の行為で物足りるハズがない。1年も経つと野津が所属する【桃色魂】へと電話を入れ、彼の出勤時間丸々を予約するようになっていた。
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「凛ったら…また無理をして、俺のこと予約したでしょ?…今日の時間分は俺が払っておく。俺なんかにお金出しちゃ駄目だって…久能木さんに顔向けできなくなっちゃうよ」
野津の話す通り、学生の身分である俺にとって風俗は高級な遊び。その辺の最低賃金のバイトだけでは、彼を自分のモノにすることができないと悟っていたものだから…とっくに闇金にまで手を染めていた。野津は俺がそうした金で己を指名していると知っていたのだろう。自身が立て替えると宣言し、俺の前に札束を置いたのだった。
「んなことしたら、緋色には一銭も入んねぇじゃん。それに、アンタが俺に金を払うってことは、俺が買う側じゃなくて…」
『俺が買われてるみてぇ…』
そう言葉に出そうとして口を噤(つぐ)んだ俺を前にした彼は困ったように――しかし嬉しそうに頬を緩めながら、こちらの頭をわしゃわしゃと掻き回した。
「それは違うよ、凛。俺は君を金で買ったりなんかしない…なんてカッコいいことは言えないね。集金のときに君を襲ってしまったんだから」
「お前…」
不本意ではあるが、『俺は君を買ったりしない』そう口にした緋色に性欲とは関係なしに胸が高鳴った気がした。当初は確かに襲われて…流れで無理矢理掘られる羽目となっていたのだが、身体を重ねると歪んだ愛情に溺れそうになる。
俺はタチ専である彼のペニスだけでなく、心にも惹かれていたのだ。
「今更俺を襲ったこと、後悔してんのかよ、緋色。俺…ちゃんと“同意書にサイン”してやっただろ?」
いたずらにそう言って、俺はニンマリと口元を緩めた。アレが緋色の罠だったとはいえ、俺はしっかりと書類にペンを走らせていたし、あの契約がなければ彼の気持ちを…苦しみを共有することすらなかっただろう。
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