飲み過ぎ注意!! (Page 2)
部屋に鳴り響くグチャグチャという音と、甘い吐息と夏樹の声。うつ伏せにされた夏樹の身体に直の腰が打ちつけられるたび、ベッドがギシリと音を立てる。
「あっ、やっ!な、おっ」
「やだって割には締め付けて俺を離さないくせに」
「んっ、あっ、、イっちゃっ」
「またイくの?」
「と、めっ!あっん、やっ!もっイっ」
「可愛い。いいよ。思い切りイきな」
「んっあぁっ〜〜」
直が一際大きく腰を打ちつけると、夏樹は全身を震わせて薄くなった白濁液をポタポタとシーツの上に溢す。すでに何度も達せられた夏樹の精液でシーツの上には小さな水溜りができていた。
「…ねぇ夏樹」
「ぁっ」
ぼーっとする思考とチカチカする視界。そんな夏樹に対して直は先程よりも繋がりが更に深くなるように身体をグッと倒して背後から夏樹をキツく抱きしめ、耳元に唇を寄せる。
「…思い出した?」
「…ん、」
「昨日の告白思い出した?」
「ごめ、わか、ん、なっ」
「……へぇ」
夏樹の言葉に直は低い声で答える。その声にビクリと身体を反応させた夏樹は顔だけを後ろに向けると、そこには怖いほど綺麗な笑顔の直がおり、喉の奥がヒュッと小さく音を立てる。
「あっ、やっ、待って!?んぁっ!!」
「だーめ。待てない。ねぇ、早く思い出してよ夏樹」
「お、もいっ、だせっぁ、ないっ」
「なんで?あの時の言葉は嘘だったの?」
「んっぁっあっ、わか、んっな、だめっ」
直は夏樹と目を合わせ先程よりも深く、より激しく腰を打ちつけ始めた。
「あっ、イっちゃ、んぁ〜っっ!!!!」
全身を震わせて達した夏樹の性器の先端からは少量の薄なった白濁がぽたりと垂れ落ちるのみだった。
夏樹の強い締め付けに耐えれなかった直は自身の欲望を夏樹の腹のナカに吐き出す。深く深く奥に届くようにゆっくりと腰を振り、全てを吐き出し終わる頃には腕の中の夏樹は意識を飛ばしていた。
「ねぇ、夏樹。大好きだよ」
ギュッと夏樹を抱きしめた直は、首から背中にかけて唇を落としながら笑う。
「バカだなぁ夏樹。酒に媚薬を入れて沢山飲ませたら案の定策にのるし、本当愚かで可愛いくて大好き。だってさ、夏樹が他の男や女に触られるだけで俺は気が狂いそうだったんだよ?」
ゆっくりと性器を抜き出した直は後孔からこぼれ落ちる白濁を見て満足気な表情を浮かべた。
Fin.
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