先輩、今夜だけ淫らな僕を抱いてください (Page 4)

「全部、酒のせいにしていいんだな?」

先輩の真剣な顔が、僕を見下ろした。

学生時代に追い続けた愛しい眼差し。

封印したはずの想いが、一気に胸に込み上げた。

「お前はそれでいいんだな?」

念を押すような先輩の問い。

しかし、僕には引き返すことができなかった。

「はい」

と言って、僕は頷いた。

…こうでもしなければ、先輩が僕を抱く理由がない。

それに僕を抱いたことを後悔したとき、先輩の言い訳がなくなってしまう。

今夜だけ、今夜だけ抱いてもらえればそれでいい。

その思い出だけで、僕は生きていける…。

こじらせ続けた恋心の落としどころは、もうこれしか残っていなかった。

「いいから早く…めちゃくちゃに抱いてください…っ」

僕は誘うように、脚を先輩に絡ませた。

「わかった」

声と同時に、熱い肉棒が僕の入り口をこじ開けた。

「あああっっ!」

男根がミチミチと肉壁を押し広げる。

「狭っ…」

「ぁあっ…先輩のが入ってくるぅッ」

僕は先輩にしがみつくと嬌声を上げた。

「すごいっ…ああああッッ!先輩のおっきくて熱いッ」

「バカっ、煽んな…っ」

男根を半分まで突き入れると、先輩が僕の肩を掴んだ。

「睦、力抜け。狭くてこれ以上入んねぇ…」

「そんなの…無理っ」

淫肉が押し上げられるたびに、鈍痛と快感で体が硬直する。

ピンっと伸びたつま先が、シーツの上で震えていた。

「先輩…このまま全部突っ込んでいいから」

「だめだ。そんな痛い思いさせられるかよ…!」

先輩はそう言うと、僕の頬に手を添えた。

そして優しく、触れるだけのキスをした。

「…せん…ぱい…?」

「お前がどんな性癖が知らねぇが、ここからは俺のやり方で抱くからな」

僕の手を優しく握ると、今度は深いキスをした。

「んっふっ…」

言葉を吐くことも、息を吸う間も与えないキスだった。

舌を絡ませ合いながら、互いの唾液を飲み込む。

「んはぁっ…ぁっ…んッ」

とろけるような快感に、下半身の力が抜けていった。

「そう、いい子だ、睦…」

ズンっと、先輩のペニスが奥へ前進した。

「あああっ先輩っ!」

下腹部を淫靡な圧迫感が襲う。

ヒクヒクと自分のナカが痙攣しているのがわかった。

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