懐かない猫を手なずけてみた (Page 2)
「本番、禁止って書いてんだろっ……!」
「いいのかよ。言うこと聞かないと」
「言いふらすってのかよ……!くそっ……!それはマジで困るんだよ……」
眉を下げて本当に困った表情をする皐月。キャストの猫たちにお触りまではOKのようで、股間に触れてみたが手を弾かれた。それでも脅しをかければ抵抗しなくなる。ここまで来れば、こいつになんでもさせられる魔法の言葉だ。
「まずはしゃぶってもらおうか」
「そんなサービスは、むぐっ!?」
「あー、歯たてるなよ」
「んー!!んんー!」
唐突にズボンを下ろし、皐月の口に勃起していない肉棒を押し込む。モゴモゴとなにか言おうとしているせいで動いた口が刺激となって、少しずつ下半身に熱が集まる。
「ちゃんとしゃぶれよ。サービスしてくれよな」
「もごっ、んむっ!」
「はは、ちんぽくわえて変な顔だな」
何か言いたそうに涙目でにらみつけるが、魔法の言葉がある限り何も怖くない。次は何をしてやろうかとニヤニヤと口角が上がりっぱなしだ。
「ケツ出せよ」
「はっ……!?だから、本番……禁止、だから……マジで、ダメ……!」
「関係ないって。ローションとかないのかよ」
「本番禁止の店であるわけないだろ……!待って、洋服、脱がせるなっ!破れるからっ!」
「じゃあ自分で脱いで」
「くっ……!」
顔は嫌だと拒絶しながらも、ゆっくり立ち上がって服を脱ぎ始める皐月。目の前で生意気な後輩のストリップを見れるなんて、さっきまでは考えもしたこともなかった。段々と加虐心が湧いてきて自分がサドの気があったことを悟る。
皐月は付けていた猫耳や可愛らしい服を床に投げ散らかし、パンツ1枚でぐっと唇を噛み締めて視線でだけ抵抗している。
「パンツも脱げよ」
「なに、する気だよ」
「もちろん、セックスだよ。証拠もちゃんと残しておかないとな」
「写真はダメっ!」
「あれもダメこれもダメって……何ならいいわけ?」
声のトーンを低くして、語気を少し強くすればビクリと肩を跳ねさせる。会社で見たことないほどのおびえ方をしていて、普段怒ったところでどこ吹く風という顔をしているくせに……そんな顔もできるんじゃないか。
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