懐かない猫を手なずけてみた (Page 4)
「そうだよ、本番じゃないから動いてもいいよなっ!」
「あぁっ、気持ちいっ!あんっ、前も、一緒にされたらイっちゃう、ダメぇっ!」
「ダメじゃなくて気持ちいい、だろ?」
「あっ、気持ちいいっ!そんなパンパンしたら、もうイっちゃう!」
ふいに似たシチュエーションの盗撮ものAVを思い出してしまう。よく考えたらエッチな店なんだから、皐月もこういうことに慣れてて演技なんじゃないか?この部屋も同じように撮影されてて、このあと黒服のゴツイ人が登場してボコボコにされたり、法外な金額を請求されるのではないか?そう考えると顔から血の気が引いて、勃起したものも萎えてしまう。
「はぁっ……なんで、急に萎えて……中折れ、してんだよ……」
「お前……この部屋、まさか録画とかして……」
「録画?して、ないと思うけど……」
「……なんだよ、思い過ごしかよっ」
「あぁっ、また急に動いてぇっ、なんなんだよぉっ……!」
ただの杞憂(きゆう)だとわかると今度は腹が立ってきて、中折れしてるなんて言われたことに時間差で気付いて手のひらで皐月の尻を叩く。
「いっ!なに、するんだよっ!」
「中折れしてるとか言ったよなぁ、お前の態度が悪いからじゃないのか!」
「あうっ、叩かないでぇ……!」
パチンッ、パチンッと軽快な音を立てて尻を叩けばそのたびに皐月の中は締め付けてくる。痛いと言いながらも感じているのは確かだと確信を得れば、腰の動きも再開させる。
「あんっ、叩きながらピストン、だめぇっ……!」
「叩くたびにぎゅうぎゅう締め付けて、そんなに叩かれるのが気持ちいいかっ!」
「いたっ、だめ!叩かないでぇ、気持ちいい、気持ちいいからぁっ」
「締め付けすぎだっ、俺もイくっ……!」
ドクドクと皐月の中に熱い精液を吐き出す。射精していない皐月のために、奥をゴツン、ゴツンと最後の一滴まで中に出しながら突き上げるように腰を動かして、皐月の爆発寸前のモノを扱く。
「ああっ……!イくっ……!」
「たくさんイけよっ!」
「ううっ……!」
「ふう……片付けはよろしくな。じゃあ、また会社でな」
「会社、には……」
「言わないよ。お前が俺の言うことを聞いてくれる限りは」
「はい……わかり、ました……」
今度は何をさせようか、ニヤリと笑って店をあとにした。
Fin.
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