はじめてをいただきますっ! (Page 4)
「ひっ、あっ…ちょ、ちょっと…マジ?あ、心のじゅ、んんっ…びがっ…あ、はっ…」
ローションのぬめりで滞りなく抜き差しされる指は、あっという間に2本に増やされた。
「すごい…もう2本も入りましたよ?……中、すごくあったかいです」
「んっ、そんっ…な、コトいわ、っれてもっ、…あ、あん、んあ?な、何…ソコっ…ひゃあっ!」
ぐりぐりとかき回されていた綾人の指は、ついに拓也の秘所を暴いてしまった。
「あ、ココ?イイですか?…スゴイ、またおっきくなってきましたよ?」
そういうと、綾人は右手の動きは止めずに再び力を持って頭をもたげた拓也の陰茎に舌を這わせた。
指でアナルの奥をぐりぐりといじりながら、亀頭の段差の辺りにチロチロと舌をまとわせ、ときに吸い付き、あっという間に拓也はまた快感のてっぺんまで追い詰められた。
「ああーーっん、んふ…はっ、…はぁっ」
ビクビクと身体とペニスを震わせ、埋め込まれた綾人の指を締め付けて拓也は4度目の絶頂を迎えた。
「もうあんまり出ないですね…」
残念そうにさえ聞こえる綾人の声に、拓也は顔をあげると、とうとう根を上げた。
「もうっ…はっ…さすがに、っん、ムリっ…だよっ」
「じゃあ、そろそろコチラもお願いしますね!」
グイッと膝を割り広げ、身体を滑り込ませた綾人は自分のペニスに手を添えた。拓也はそれを見て、本日3回目の自分の選択ミスを思い知る。
「え、それ…どうするつもり、デスカ…?」
「もう指も3本も動かせてたし、オレのにもローションたっぷり馴染ませるんで、大丈夫ですよ?」
自分のより、一回り大きな綾人のペニスから目が離せない。大きく反り返ったそれは文字通りヘソに届いていた。
――うん、ゴムはXLかなっ?
半分自暴自棄になった拓也は、もうどうにでもなれと腹を括った。
「いや、もうほんと、ほどほどに.お願いしますっんあ、あいっんん…っああああ!」
すべてをを言い終わらないうちに、アナルにあてがわれた綾人のペニスはずぶずぶと突き立てられていった。
アレだけのサイズが、自分のアナルに収まっているのだと思うと感慨深くない訳ではないが、もちろん今の拓也にそんな余裕はある筈もない。
ゆるゆると緩やかな動きで陰茎のすべてを拓也の中に収めると、うつむき動きを止めてしまった。
下腹部への強い圧迫感を感じながらも、痛くはなかったのにひとまず胸を撫で下ろした拓也は、綾人の様子を伺った。
「…んっ、ナニ?どう…、したっんだ?」
「……こんな日が来るなんて、っふ…オレ、すごい嬉しくてっ――――っ」
先程までの余裕さはなく、顔を真っ赤にして興奮してした様子の綾人は、また瞳に涙を浮かべている。
――そんなにオレを好きだっというのか
ここまで感動されたら、拓也も悪い気はしない。もともとほだされやすい性格なのだ。
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