オレの友達がエロ過ぎる (Page 2)

「ん……?」

あの後。どうにか平常心を保ち続け夕飯を食べ終わると夜遅くになっていた。そんな広太に峻は泊まっていけば?と言い、あれよあれよとベッドに寝かされてしまった。峻の匂いのするベッドにドキドキしながらも眠っていたはずだったのだが、下半身の違和感に目を覚ました。

「んっ……は、ぁ」
「おま、峻!?何してんだよ!?」
「あ、起きたぁ?」

峻は広太の下半身……具体的には股間から顔を上げ、にっこりと笑って見せた。

「何って、フェラだけど?」
「なんでそんなことしてんだよ!?」
「したかったから?」

こてん、と首をかしげる峻は大変可愛らしかったが、問題はそこではない。

「だって広太、ずっとオレのことこーゆー目で見てたでしょ?」
「え」

バレていたのか。冷や汗が広太の背中を伝ったが、続く言葉に驚かされることとなった。

「いつ好きって言ってくれるか待ってたのに広太ってば全然そぶりないんだもん!だからオレから誘っちゃおうと思ったの!」
「え、え?」
「だーかーら!オレ広太のこと好きだから!えっちな目で見ても全然いいよってこと!」
「ええっ!?」

突然の峻の言葉に広太はどぎまぎとするしかなかった。

「ね、広太。オレ広太のことだぁいすき。広太は?オレのこと好き?」

答えはわかりきっているくせに、峻は上目遣いで尋ねてくる。そしてあろうことか、するりするりと自身の服を脱ぎ始めた。目の前がくらくらしながらも広太はなんとか返事をした。

「オレも……峻のこと、好き、だ」
「やったぁ!オレ達両想いだね!」

裸になった峻が広太に抱きついてくる。そして広太の服も脱がせ始めた。

「ちょっ、峻!?」
「だって、せっかく両想いだってわかったんだよ?」

身体を離して両脚をぱかり、と開いた峻。そして2本の指でくぱぁ、と自らの蕾を開いてみせた。ローションでも仕込んでいるのか、とろりと液体が溢れている。いやらしすぎる光景に広太の頭はパンク寸前だった。

「えっちなこと、しよ?」

そこまで誘われて広太が止まれるはずもなかった。

*****

「アッ、ぁ、こうた、や、もうやだ、きもち、きもちよすぎておかしくなっちゃ、からぁ!」
「峻がエロ過ぎるのが悪いんだろっ……!」

腰を打ちつける音、グチュグチュと液体が泡立つ音が部屋に響いている。峻にいやらしく誘われてから何時間が経っただろうか。広太は峻を組み敷き、犯し続けていた。

「や、イク、またイッちゃうよぉ!」
「イけ、よ!」

びくびくと峻の身体が痙攣し、もう何も出ないのか性器はふるふると震えるだけだった。それなのに峻はずっと広太の下でもだえている。

「あ、なんで、ずっとイってる、おわらな、ぁ、やぁぁ……!」

あまりの快楽に峻は泣き出してしまっていた。

「メスイキしたんだろ。可愛いな、峻」

可愛い恋人にキスを贈りながら広太は微笑んだ。

「もっと気持ちよくさせてやるから覚悟しろよ、峻?」
「ぇ、あ……」

恋人同士の夜はまだまだ始まったばかりであった。

Fin.

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