YES/NO?スイーツをめしあがれ (Page 4)
どれだけ時間がたったのか、遠くからガチャリとドアの開く音が聞こえた。
「よ、ういち?」
「ただいま。うわ、ミナトすごいことになってるね」
「だれのっ、せいだ、よっ!ってあっ、や、やめっあっ!さわんなっいでっ!」
要一が、赤く張り詰めた湊のペニスを指で弾くように触ってきた。ようやく与えられた新しい刺激は、締め付けられ敏感になっているペニスには強すぎて、痛みを伴ったが、その中にも確実に快感を拾ってしまい湊は戸惑ってしまった。
――痛いけど気持ちいい。気持ちいいけど痛い。なんだこれ?!
要一は、面白がって脇腹、背中、尻、乳首、鎖骨と湊の弱いところをツンツンしたり、なぞるように優しく触れたりといじめるようにもてあそびはじめた。いつもより敏感な湊の反応をおもしろがっているようだった。
「ミナト、なんかいつもよりすごい敏感だね」
「あっ、もうやめって、やだっ!あんっ!あっ、ああっ!おねがい、も、いきたいっ、いか、っせて!」
湊はもう限界だった。要一に与えられるささやかな刺激にさえ過敏に反応してしまい、お腹に力が入ると後ろを締め付けてしまうのだ。
突然に、身体に電流が走ったような感覚が駆け抜けた。ローター音が大きくなったようだ。要一がローターの目盛を上げたのだ。
「ひゃあぁ!ひっ、あっなん、んで?!と、とめて、あんっ、とめ、てよぉ!」
「その前に、言うことあるでしょ?」
要一が目盛を上げたり下げたりする度に、湊は身体をビクビクと震わせ、足をピンと伸ばしたり、背をそらし声を震わた。
「ミナト、ごめんなさいは?」
「ひうっ、…ご、ごめん、な、さっ、あっあっんん」
つつっとペニスの裏筋を指でなぞるものだから、湊はまた身を仰け反らし、とうとう泣き出してしまった。
「ごめ、ご、めんなさい〜、もっ、もうやだぁっ、ひっひうっ」
要一は根本に食い込むリングに指をなぞらせた。
「これ、とってほしい?それとも後ろ止める?」
「そ、それっ、とって!」
カチリと音がして、ペニスにあった締め付け感がなくなったかと思うと、急激に血液が流れ込む感覚が襲ってきた。熱く、膨れ上がったペニスは揺れ動くだけでも激しく痛む。でもそれすら快感に姿を変え、湊は登り詰める感覚に力を入れた。
「あぁっ、あん、んんっな、なんで?なにっ、これ、やぁっんんーっ?!」
身体は頂点を極めるような感覚が続くが、張り詰めるペニスの痛みは消えず、吐精した感覚もない。
「よう、いちっ!やだっ、なんかっんんっ、ヘンだ、っよ、でないっ、でない!」
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