夢と目覚めた花 (Page 4)
「そんなに気持ちいいの? イっちゃいそう? …大輔だけズルいなぁ?」
ぴたっと頭を上下させるのをやめ、猫なで声で言う。
「僕も気持ちよくなりたいなぁ?」
気が付くと秋斗も下半身を晒し、これまたギンギンに勃起していた。
「…大丈夫、大輔はそのままで…ね? 僕が動くから…」
一瞬なにを言っているのかわからなかったが、すぐに秋斗が言っている意味がわかった。
俺の上に跨がり、秘部へと挿入されたのだ。
「あっ、あっ! 大輔のおちんちん、本当におっきくてお腹パンパン…」
主導権は秋斗で、俺はただ初めて体験するアナルセックスに身体が硬直してしまい、されるがまま。
中はギチギチでピストンされるたび、秘部が裂けてしまうのではないかと思うほどだ。だが秋斗は顔を真っ赤にして喘いでいる。
「大輔のおちんちん…クセになりそう…ああん…!」
ピストンのスピードが速くなる。
「ああ…! ちょっと待って…やっ…! でるっ…!」
再び快楽の波に襲われ、射精しそうになる。
「中出ししていいよ? …中出しって気持ちいいから…もっと速く動くね?」
「ちょ、ああ!…はっ…! ああああっ…!」
俺は秋斗の中へと欲をぶちまけるように注ぎ込んだ。
*****
「はい、お疲れ様でした。おふたりとも、迫真の演技でしたね! いい作品になりそうです!」
収録後、同人サークルの方々に歓声と拍手をいただく。
「ありがとうございます。こちらこそお力になれたなら光栄です」
「大輔、よかったじゃーん!」
笑顔で秋斗に軽いハグをされる。
「…ねぇ、この後ホテルいこ?」
耳元で俺にしか聞こえないよう、小さな声で言う。
「…ああ、いいよ?」
Fin.
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