傲慢調教師~逆調教メス堕チ~ (Page 4)
「壊れる!ナカせり上がってるゥ!!」
「“ホンモノ”はこんな中途半端じゃねぇぞ。まだ直腸の奥に当たってるだけだろ。S字結腸はもっと先なんだからよ…客を喜ばせるのがお前の仕事だろ――っと!」
ズチュンッ!
「あッ!?はぅううううんッ!!!!」
こちらの根元が男の唇に触れれば、空気の通り道を失った喉が締まり、俺の射精をうながした。ドロリと流れる白濁液を彼の口内に解き放ったのと同時に、男も大声を上げながら天井に向かって同じモノをまき散らしていた。
どうやら、目標としていた30cmまで挿し込むことができ、S字結腸の入り口に届いたらしい。
「イイ!!これイイッ!!最高ですッ!結腸イき大好き――ッ!!」
元ヤクザの男は、ディルドへの恐怖が消え失せたらしい。ピースサインを作ったかと思えばそれを耳元にかかげ、脚力だけで無造作に己を突いては、発狂し続けるのであった。
(新たな扉が開けてよかったじゃねぇか…これでお前も迷羊のスターになれるぜ…?)
俺が開発しているのはこの男1人だけではない。次から次へと入店してくる金に目が眩(くら)む野郎共は、みな俺の手ゴマとなるのだ。変態的趣向で金が入るこの店では、尻叩き100発だろうが、イラマチオ10分だろうが、マニアック行為を受け入れるだけで大金を稼げる。
だから、楽して金を得ようと考える貪欲な男をえりすぐり、雇用しているのだ。この男のように調教を快感だと脳が錯覚した瞬間から、店を去ろうとは思わなくなるからだ。
マゾプレイに目覚めた男共は、受け身におぼれ、自ら進んでサド役の客の前に身体を差し出すようになるし、人前で射精することが嬉しくてたまらないようだ。
出し尽くした後だって、しなびけたペニスをムチで突っついてやれば、大量の潮噴きにいざなわれてしまう始末…あの男を除いては…。
*****
「あんっ!あっ…んんッ!御影さん、お尻もおちんちんも、もっと叩いて!潮噴き気持ちよすぎるッ!射精の何万倍もイイ!!」
入店初日は、新人をマゾプレイヤーに仕立てあげるのか、サドプレイヤーとするのか、調教係の俺が見極める日でもある。この日、迷羊の門を潜(くぐ)った風岡恭平(かざおかきょうへい)は、大学生の身でありながらも金遣いが荒く、欲しいものがあれば友人や恋人にもウソをつき、平気で借金を繰り返すような奴だった。しかし、何百万と借りた額を返済するでもない。『そのうち返すから』とギャンブルやブランド品を買い漁る浪費癖は病的で、次第に誰からも相手にされなくなっていたとき、ヤミ金に手を染めてしまったと言うのだ。
『手っ取り早く金が欲しいんだよ!オレの身体でよければいくらだって使ってくれ…取り立て屋に脅されて怖ぇんだ…』
と怯(おび)える彼を見た俺は、この男もマゾプレイヤーとして調教することにしたのだが――それがとんでもない間違いだったことを思い知らされる日がくる。
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