2年ぶりの逢瀬。心と体を満たして (Page 2)
触ってほしいと主張して見える、ぷっくり膨れている乳首を指ではじいた。
「んぅッ!」
少し大きめの嬌声と、揺れた肩。オレはそれらを無視して指の腹で乳首をクルクルといじった。
「ッ、ッ…」
柔い刺激がむず痒いのか、藍華はグリグリとオレの頭に顔をうずめてイヤイヤと抗議してくる。
オレはもう片方の乳首に吐息を吹きかけてから、舌を大きく動かして舐めた。
「ゃ、んん!」
乳首だけにかまけてるんじゃないぞと、藍華のペニスをバスローブの上からゆるりと触ると腰が跳ねた。
「んぁ、はあ…もっと、触って、茜くん」
「藍華、ッ」
藍華は腰を揺らすと、硬く主張しているペニスをオレの手に擦り付けてきた。
その熱と、むせ返る匂いに。どうにかなってしまいそうだ。
「わっ」
俺は藍華を抱き上げるとベッドの上に押し倒した。
早急な手つきでバスローブを引きはがすと、自分の服も手早く脱ぎベッドの下へと放り投げる。
「綺麗だ、藍華…ずっとこうしたかった」
ムードのあるダウンライトに照らされて、藍華の裸体が白いシーツの上に浮き上がる。
白い肌が上気して桃色に染まり、潤んだ藍色の瞳はこれからを想像して欲情している。
そそり立つペニスですら美しくて脳髄をぐらつかせるほどに淫(みだ)らだ。
オレは本能が赴(おもむ)くまま、藍華の脚を開かせると付け根へと唇を落とした。
「っ!」
ヂュと音がしそうなほど強く吸って痕を付ける。一つつけるごとに体を震わせる藍華が愛おしくて、痺れるくらいの興奮が全身を貫いた。
「ぁんっ、んん…」
口を両手でふさぎ、涙をほろほろとこぼしながら快感に溺れている姿は、オレがこの2年間ずっと見たかったものだ。
フルフルと震えているペニスの先端にちゅっと口づければ、大げさなほど藍華の腰が跳ねた。
その様子に愛おしさがこみ上げて、さらに脈動が強く大きくなった藍華のペニスを口に含んだ。
「あ、っんは…気持ちい、気持ちいいよッ茜くん…茜くんッ」
「もっと、藍華。オレをもっと感じて」
最近のコメント