60分耐久!?おさわりプレイヤー男児に忍びよる魔の手 (Page 3)
心の声を外に出してはいけない。後ろに立つ葦原に回し蹴りをしたい気持ちでいっぱいになりながらも、徐々にめくり上げられていく体操服のスソを口で咥える。すぐに“おさわり”してもらえるよう、肌着は身に着けておらず――上半身は素肌が丸出しだ。
「祥太くんの乳首はメラニン色素の沈着(ちんちゃく)もなく、ピンク色なんですよ…運動が苦手だから、筋肉も少なくて。寄せてやればAカップくらいにはなるでしょう。ぜひツネってください…本人も喜びますから」
そんな話は事前打ち合わせになかったのに、葦原はこちらの小粒な突起――乳首を正面に向かって引き伸ばし、左右に捩(ねじ)った。流石のオレも痛みに耐えきれず、じわりと目に涙が溜まる。地声を出してしまえば一巻の終わりなのに。
「あぁんッ、らめ…らめなのォ…おっぱいの先っぽ、引っ張っちゃイヤ…!!ボク、女の子みたいにおっぱいからミルクでちゃうよぉ!!」
甘ったるく叫んで体を震わす。この仕草だけで、観客の何人かが自慰のペースを上げ、床面に白濁液をまく。葦原も儲けを確信したのか、『よくやったな』とオレの肩に頭を擦り寄せてきたのを感じた。
(年甲斐(としがい)もなくサルみてぇな奴ばっかだなぁ…男の裸体見て、何がイイんだかわかんねぇ…そういえば、乳首責め見せつけた次って確か…)
腹部では鈍痛が続いている。原因は牢に入る前、尻穴の中に留めておくようにと手渡されたローターだった。
『今日は祥太の“とっておき”を見せつけてやろうか。きっと客からたくさんチップを受け取れるだろうよ。個人に渡されたチップは、店に入れなくていいから――お前の好きに使え』
そう伝えられていたオレは金欲しさに、その“とっておき”が何のことなのか知らされぬまま、葦原の話を承諾してしまったのである。
ジィー…ジィー…
「なんかさっきから、変な音が聞こえねぇか?」
「あぁ、聞こえる…機械音みたいな…」
オヤジたちがザワつき始めた。それもそのハズである。
(アッ…んぅ…なに…これぇ…!?アナル、ジリジリしてぇ…焼けそうにあちィ…ローター、直腸のナカでうねってるよォ――!!!)
葦原の言葉通り、あらかじめ尻のナカに入れておいたローター。その動きが明らかに変わっていた。微弱な振動しか与えられていなかったからこそ、ナカに挿し込んでいても平然としていられたのに、今は粘膜を突き刺すかの如(ごと)くのたうち回る。このままでは脳が余計な信号を――“異物を排出しろ”と肛門に指示を与えてしまう。
(ダメダメダメ!!!直腸から下りてくんなァ…!!こんなキモオヤジたちの前でケツ出してんのに…オレまで変態だと思われちまうッ!!!)
聞いていた話と違う。葦原に助けを求めようとするが…2人でオヤジたちを罠にハメようと結託していたはずなのに、彼は焦るこちらを見て楽しそうに笑っていた。
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