銃痕愛~先輩おまわりさんと強制アクメ~ (Page 4)
潤滑油なんて使わずに、男根を受け入れる。例え傷物になってもよかった。痛みや苦しみ、辱めを味わえば、甘辛い痺れが脳裏にこびりついて、慰めに変わるから。
「見て!鈴原さんのおち●ぽ、僕のアナル引き裂いてナカで擦れてるよぉ…お腹動いて見えるの初めて…僕の狭い直腸、塞がっちゃって息できないのぉ!!もっと突いてぇ…滅茶苦茶にしてぇ!!」
「くそっ…豊、締め付けんな!!こんなの…俺は――っ!!!」
“望んでいない”と彼は言葉にしたかったのかもしれないが、僕はそれを阻止するべく膝上で高く跳ね、彼を快楽の底へ誘った。
(憧れの…鈴原さんの精液だぁ…お尻から出しちゃうの勿体ない…)
勢いよく出続ける精液は止まらず、ズプッと空気の抜ける音と共に肉厚ペニスが引き抜かれても、床面に向かって白線を描くほどだった。
「たくさん出ましたね、鈴原さん。僕のナカ、女の子みたいで気持ちよかったでしょ?あなたに救われた日から、こうして繋がることばかり考えて…ノンケの鈴原さんでも抵抗感のない身体に仕上げたんですよ」
そっと彼の脇腹にある銃痕を撫で、射精したばかりで焦点の定まらない瞳を見つめる。彼の命を脅かし、消えない傷を負わせたのは他ならない僕自身。誰とでも身体を重ねる僕が、鈴原さんにだけ異様なまでの執着心を抱いているのには、理由があるのだ。
*****
1年前――警察官になりたてだった僕の給料日に事件は起こった。
お金を下ろすため、管轄内の銀行に出かけたのだが…営業時間であるのにも関わらず、不気味なぐらい人の動きを感じられなかった。よく目を凝らせば、覆面の男たちが、客や従業員を人質に立てこもっているようだった。
しかし、この日僕は1日休暇を取っていて、普段持ち歩いている警棒なんかの護身用品を身に着けていなかった。
(どうしよう…)
それでも人質の青ざめた顔を見ていられなくて、僕はその場で警察手帳を広げ、ドラマの一場面のように叫んだ。
「け、警察だ!今すぐ人質を解放しなさい!!」
じろりと強盗犯が僕を見つめ、小馬鹿にしたように笑った。“武装すらしていないお前に何ができる?”と言わんばかりに。
彼らは武器を所持していた。金属バットやナイフ、スタンガン…おもちゃと思わしき銃をチラつかせては、人質を震え上がらせている。
「仕方ねぇな…その代わり、おまわりさんが人質になってよ。そしたら、こいつら全員解放してやってもいいぜ。覚悟を決めたら、両手を上げてこっちへ来い」
「――わかった…」
彼らの指示に従い、両手を上げて歩を進めたとき…目の前の男が正面で銃を構え、こう言った。“いい的だな”と。
(まさか…)
男が引き金を引く姿がスローモーションとなって見え、目を瞑(つむ)る。おもちゃだと思い込んでいた銃は本物だったのだ。防弾チョッキを着ていない身体に銃弾が当たってしまえば――この先を考えるのが恐ろしくて仕方ない。
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