真面目な上司は僕の可愛い恋人 (Page 3)
「可愛いたいちゃんが足りなくてさ、付き合ってよ」
性器を握ってさっきより強い刺激を与える。
しばらくそうしていると少し息が乱れてもどかしそうにするようになってくる。
やめろ、やめろと言いながら、少しずつ目の色から欲がにじんでくるんだ。この過程が堪らない。
ほんの少し力を込めて性器の付け根あたりを握り込み、先の方までぎゅうっと搾るようにして動かす。
「あ……っ、く……」
びくびくと体を震わせて快感を覚えている。
名前を呼び、声をかけ、こちらに意識を向けてもらう。
そうすると少しずつ小さな小さな声が出てくる。
「あ、あ…………」
「うん、うん。気持ちがいいね」
だんだん僕の言葉に流されてきて抵抗の力が弱まる。こうなったらもう僕のものだ。
指の腹でそっと性器の先に触れて優しく撫でてみる。
驚いて大きく体が跳ね配慮のない声が出てたので、彼に触れていない方の人差し指を立ててみせ、しーっと息を漏らす。
お前のせいだぞと不服そうな可愛い顔をするからもっと意地悪をしたくなってしまう。
「不破さーん、どこですかー?
……あれ、ここって鍵なんて掛かってたっけ」
ぴりっと空気が凍る。
どうやら後輩が探しにきたようだ。よくこんなほとんど使われていない部屋まで探しにくるなぁ。
なんだかんだ流されていた彼も現実に引き戻されてしまったようで青ざめている。
鍵が掛かっているのをいいことにそのまま続けようとするので彼は信じられないという顔で僕を見た。
「お、おい、見つかるぞ……!譲羽……!」
「これはこれでスリルがあっていいね。大丈夫。たいちゃんが声を出さなきゃ見つからないよ」
そう言うと性器の先端を痛くしない程度に何度も撫でてたくさん刺激する。意志とは関係なく震える体と出てしまう声に抵抗しようと自分から口を抑えている姿がとてもいじらしい。
しばらくそうしていると外にいた後輩はオフィスの方へ歩いていった。
可愛い僕の恋人はほっとしたように息を吐き荒く呼吸をしている。
「じゃあ、ここからが本番ね。たーいちゃん?」
彼はまた血の気が引いた顔で僕を見る。
そんな顔しないでよ。僕が虐めてるみたいじゃないか。何をされたって僕のこと大好きな癖に。
さぁ、次はどうやって気持ちよくしてあげようか。
まだ僕らはオフィスに帰れそうにない。
Fin.
真面目な上司は僕の可愛い恋人
もっとこの二人に会いたい
かわいさ満点です
リーマンも、体格差も、シチュも好みです
コロコロ さん 2021年4月4日