いい加減にしてくれ ~AVにのめり込みすぎた彼~ (Page 2)
背中を強く押され、公園の中へとあっという間に押し込まれる。
僕は背が低く、体力もない。だけど博人は柔道をやっていて身長も体力もある。
「ちょ、痛い! 痛い!」
「ほら、全部脱いでよ」
草木が生い茂った場所へと引っ張られ、押し倒される。
抵抗するが全くかなわず、全裸にされてしまった。
「嫌っ…やめて…! さすがにここはまずいよ! ああっ!」
なんてこった。
僕は博人にフェラチオをされている。
放課後にはたくさんの子供達が遊んでいる公園で。
「全然勃たないじゃねーか。ほら、後ろ向けって」
乱暴にうつ伏せにされ、秘部を舌で弄ばれる。
「あっ…はぁっ…!」
実はこれが僕の弱いところだったりする。
博人とは何度もセックスをしているからどうされるのが好きというのも把握されてしまっている。
やがて秘部を舐めながら僕の男性器に手をやり、上下にしごかれる。
「あっ! あっ! それやめて…!」
「旭は舐められながらしごかれるの大好きだもんな?」
クスクスと笑われる。
「うっ…ああっ!」
こんなところで悔しいが襲ってくる快感には耐えられず、ピクピクと草むらへと射精してしまった。
「外でもイけるんじゃーん。いつもより解放感あってよくね?」
「もっ…もういいでしょ…? 帰ろう…?」
もうすぐ夏になるとはいえ深夜に全裸はさすがに寒い。
それに誰かに見られたら、と気が気じゃなかった。
「だーめ。俺まだイってない」
「家でしようよ! 寒いよ!」
「せっかくの野外プレイのチャンスを…」
次の瞬間、ズブズブと挿入されてしまった。
なんだかいつもより硬い気がする。
「ひゃあ! 本当にやめてよ!」
「よっこいしょ」
博人は僕の言葉など完全に無視し、挿入したまま身体を起き上がらせた。
そして両脚を持ち上げられ完全に主導権を握られてしまった。
抵抗しても柔道を長くやっている博人にとっては人を持ち上げるなんて朝飯前だ。
正面から見たら大股開きで僕の恥ずかしいところが丸見えだ。
「やめて…! 勘弁してよ!」
軽い足取りで僕を抱えたまま博人は公園の滑り台の方へと向かう。
そして階段をあがった。
「ほら、眺めもよくていいだろ?」
一瞬状況が飲み込めず頭が混乱したが、今僕は滑り台の上でセックスをしている。
激しくピストンをするものだから滑り台が軋む音がする。
「ちょっと、なにしてるかわかってるの!?」
「ん? “大人だって公園で遊んだっていいじゃない”ごっこ」
おそらくAVのタイトルだと思われる単語を口にする。
呆れて言葉も出なかった。
「んんっ! 出すよっ!」
ナカに出されると思い、受け入れる覚悟をした瞬間、博人は秘部から男性器を勢いよく抜いた後僕の股の間にあてがい、滑り台の斜面に向かって射精した。
ゆっくりと斜面を伝って行く博人の精液。
「あー、外でヤるの解放感があって最高だわー。またヤろうぜ」
「最っ低!」
思わず僕は博人の頬をビンタしていた。
Fin.
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