酔いどれオヤジと卑劣な親子丼 (Page 6)
課長の男はそう言うと力が抜け、座り込む俺の後頭部を鷲掴みにして、父さんのペニスに唇が触れそうになるくらい近づけた。
(父さん…出さないでくれ!!)
初めて知った父さんの秘部の香りが俺の鼻孔をくすぐる。俺は父さんを疑わなかった。息子相手に顔射する親がどこにいるだろうか――だが、その期待はあっけなく裏切られることになる。
「スマン!翔…お前をこれ以上傷つけないためには、これしか方法がないんだ…」
俺のすぐ目の前で父さんが必死でペニスを扱く。アナルを犯され、何度も絶頂を迎えているというのに、彼の亀頭は数回擦っただけでまた膨らみだした。
「井波くん、歳のわりにはイケるねェ…息子がそんなに好きなの?」
「うぉ…!?」
父さんが短く悲鳴を上げる。それもそうだ。部長の男が“翔くんの顔面に掛けてやれ”と言ったくせに、白濁液を放とうとする父さんの尿道口を塞ぐように、ペニスを握り潰したのである。
「お前が息子をそんなに愛してんのなら、親子で一発ヤらせてみるか。翔くんよかったな。今、お父さんのおち●ぽミルクでお腹一杯にしてやるよォ…」
「う、うわ!?なにすんだァァ!!」
それを見ていたもう片方が加勢する。今度ばかりは男たちが発する言葉の意図がわからなかったのだが、俺が父さんの自慰に釘付けになっていたのをいいことに、課長の男は自身が唾液で汚したこちらの短パンをパンツごと引きずり下ろした。当然勃起しているペニスは生身のまま外気に晒される形となったワケだが、羞恥心とは別の何かが働きかけているのか、3人を前にしても萎えず…とうとう俺も父さんと等しく、へそに向かって我慢汁を吐き出してしまった。
その汁を指先で掬い取り、男は笑う。
「自分のへそ穴とセックスするなんて、ド変態は遺伝するんだなァ…。翔くん、君もお父さんと同じ俺たちの性処理道具になってもらう――もちろん、尻を使ってだ」
「ぐぅ!!」
ズチュンと音がし、腰が跳ねる。膝をこじ開けた男の指が、俺のアナルを捉えたのだ。俺のカウパー腺液が滑りをよくし、アナルヒダをなぞっていた男の指を奥深くまで受け入れてしまう。
「抜け抜け抜けェッ!!父さん助けてェ!!あッ、あ…うぁッ!!」
頼みの綱の父さんの嬌声はいつの間にか聞こえなくなっていた。俺がどんなに拒んでも男の指は腸壁を刺激しながら2本3本と本数を増やし、ナカで広がる。一旦空気が入ってしまった肛門は、掻き乱される度にグチュグチュ、グポグポと不協和音を奏でていた。
「処女アナルのクセに凄いなァ、翔くんは。お父さんだって第2関節まで飲み込むのに1時間掛かったのに、君はもう第3関節まで入ってるぞ?ドマゾだな…このままフィストしちゃおうか?」
――フィスト、と聞いて俺は震え上がった。いくらなんでも初めての尻穴で拳を飲み込むなんて狂気をはらんだ行為、できるハズがない。身体中から血の気が引き、鼻水や涙で顔はグチャグチャだ。
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