酔いどれオヤジと卑劣な親子丼 (Page 8)
あの日を境に、父さんと俺は彼らの犬となっていた。
週末は2人のご主人様から躾を行ってもらえる。そのため、母さんにはさりげなく映画券や旅行券なんかをプレゼントして、家から離れてもらっていた。
いつものソファに父さんと腹同士が合わさるよう団子状に重なり、がっぱりと開いたアナルをふたつ、彼らに見せつける。早く挿れてほしくて、入り口をヒクつかせれば、父さんも負けじと同じ真似をするのだ。そして――。
「お、おじさんのち●ぽ、しゅげぇ!!アナルかっぽじられてぇ…腸うねり、止まんねぇ!!またイク、またイクぅ!!父さんに腸液ぶっかけながらトンじまう!!」
「あぁ、翔…気持ちイイんだな!?振動で父さんの勃起乳首、お前のとキスしてるぞっ!!部長、見てばかりいないで私を突いてぇ!!課長と翔みたいに私もイきたい――ッ!!」
俺と父さんは非人道的な行為に恍惚な表情を浮かべ、それぞれの相手から1週間分の褒美をもらう。そして床に転がされた俺たちは…勝利のシャンパンファイトよろしく、身体中に彼らの精液を浴び、力のないピースサインと共にシャッターを切られるのだ。
「親子揃ってベロ出しちゃって、本当の犬じゃないか。それにしても、旦那と息子のアナルがガバ開きだと知ったら、奥さんが悲しむよ…。ねぇ井波くん。奥さんに内緒にしてほしいのなら、どうしたらいいかわかるよね?」
「翔くんも、自分の処女喪失の相手がお父さんだって友達にバレたら困るよなァ…。おじさんたちだけの秘密にしてやるから――これからも一緒に遊ぼうな」
「――えぇ…」
「――ひゃい…」
父さんと俺、どちらともなく返事をする。
悪夢のような慰めが…快楽地獄の遊戯が――永遠に続くことを祈って。
Fin.
最近のコメント