潜入捜査官~快楽絶頂媚薬漬け~ (Page 4)

*****

「はふッ!!んん…もうだめぇ…それ以上入れたらァ…漏らしちゃうのォ!!」
「お、おん…うふッ!!また薬出しちまったァ――今度は出さねぇから…ッ!腹がはちきれるまでお注射してくださィ…!!」

地下室内で向かい合うようにして四つん這いとなり、スパンキングされながら犯される俺と、鬼海さんの尻穴からは濃いピンクの液体がとめどなく漏れ出ていた。

「ったく、締まりの悪いケツだぜ。もっと入るだろォ、おっさん…隼人クンもな!」

組員に取っ捕まった俺らは、注射器を使って媚薬の原液を肛門に直接流し込まれていたのだ。指先でふるふると震えるペニスにまとわりついた精液に触れ、嬌声を上げながら互いの口に含ませる。

「ぅ…はやとぉ…もっとこっちに…おいで…んん…アッ!!」
「んんっ!おクチもお尻もッ!気持ちイイ…!!――はうんッ!!」

数十人の外道にアナルを掘られながら、俺と鬼海さんは舌を絡め、疑似セックスに興じる。身体には、組員が油性ペンで書きこんだ卑猥な文字の羅列が並んでいた。

「おっ、隼人クンまたイッちゃったねぇ~!これで何回目だァ?よっぽど、このおっさんが好きなんだなァ…。もうお前の尻、“正の字”書く場所がねぇぞ。ツルツルにしてやったち●ぽに書いちまうか!」
「おっさんも隼人クン見習って、さっさとイけよォ!アンタ掘られる側じゃ不服ってかァ…?このままだと俺が勝負に負けちまうだろうが!!」

鬼海さんにペニスを突き刺している男がそう吐き捨てたかと思うと、今度はバチンバチンと肉を叩く音が聞こえた。恐らく、筋肉質な鬼海さんを鞭やパドルで躾直しているのだろう。

こんな鬼畜の所業、正気の沙汰ではない。しかし、潜入捜査官であったハズの俺らも、もう“普通”ではないのだ。

「はうんッ!!痺れるの好き…!!止めるなァ!!もっと叩けよォ――ッ!!」

(あの鬼海さんが、あんなに乱れて…!気持ちよくて仕方ないんだな。地上にいた頃より活き活きして、まるで野獣じゃねぇか…このままずっと、鬼海さんと一緒にいてぇ…)

“憧れ”だけではない感情に今更気付いたって遅い。

どこか遠くを見たまま絶叫し続ける鬼海さんと共にこの痛みと絶望を分かち合える喜びと、愛しい気持ちを伝えたくて、彼の頬に触れる。

潜入先を2人だけの秘密としていた俺たちは今も尚――誰に助けられることもなく、男たちの性処理機となっているのだった。

Fin.

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