泡まみれ~新人ソープくんは優男ボーイに絆されて~ (Page 5)
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「ぁん…玲さんの…おっきいようっ!!」
「…澪くん――息止めないで!入口締まって…切れちゃうから!!」
ベッドに移動した僕は、恥ずかし過ぎて沸騰しそうだったのだが…ナカまで綺麗にしたお尻を慣らしてもらい、彼のペニスを飲み込んでいた。こんなに大きいのは無理だと思っていたのに、入念にローションで解され、玲さんが繰り返す『大丈夫』に身を委ねてしまえば…彼の陰のうが僕の尻肉に打ちつけるほど奥深く、根本まで飲み込んでしまっていることに気づく。
「澪くん、もう少し動くよ?痛ければすぐ止めるから――」
「ふぁんっ!?あ、あっ…きもち、イイ…玲さん、止めないで!おっぱい触っていいから、僕のナカに出してください…!!」
下手に『痛い』と言ってしまえば、玲さんは心配して動きを止めてしまう。確かに異物を受け入れたことのないお尻にとって彼のペニスは大きすぎたのだが、それを上回る快感が僕の脳を溶かしていった。
「玲さん、お願い!おっぱい吸って…?僕、おっぱいでもイきたいよぉ――!!」
“はしたない”とわかっていながらも、そんな言葉が口から零れる。洗体の際、玲さんに触ってもらった感触の残る乳房は、もっと官能的な刺激を求めていたのだ。
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「ふふ…口の端にヨダレつけちゃって…。ナカもまだヒクついてる。おっぱい舐められながらのセックス、そんなによかった?」
「んん…よかった…です…これ、も…きもちい…もっとおく、に…」
「今日はもうおしまいだよ、澪くん?処女卒業したばかりの君にこれ以上の負担は掛けられないから…またあとでね」
お風呂上りの行為中、『ナカに出して』とせがむ僕の押しに負けて、仕方なく直腸内に精液を出してくれた玲さんは、自分は悪くないのに『ごめんね、ごめんね』と何度も謝り、ナカに溜まったそれを指で掻き出してくれていたのだ。
「明日から実際に働いてもらうことになるけど、君が変な客に気に入られると“俺”が困るなぁ…。見張り役として四六時中、澪くんを監視していてもイイ?」
「ふぇ?」
彼がボーイ…裏方の黒服で、僕の指導係を務めてくれることは理解できていたのだが、四六時中監視、とはどういった意味だろうか。僕の頭は、疑問符でいっぱいとなった。
「それとも澪くんは、重い男って嫌?君がゲイだって知らなかったら、俺の一目惚れも実らず終わっちゃうのかなぁって思ってたんだけど…澪くん、男が好きなら…当然君の“初めて”を奪った俺も、恋愛対象として見てもらえるよね?なんて…いくらなんでも無理かな」
(一目惚れって、玲さんが僕を…?だとしたら玲さんはノンケではなくて――)
「急に告白して困らせちゃった?えへへ、一目惚れの相手とHしたテンションで口が軽くなってるのかも!俺…兄さんとは真逆で、可愛い男の子が大好きなんだ。君とは今日初めて会ったけど、俺以外の誰かに触らせたくなくて…。澪くん、嫌なことされても我慢しちゃうでしょ?そんなの辛いよ…俺と裏方やろ?給料は下がるけど…お金の工面ならなんとかしてあげるし、Hも俺とだけしてほしいな…澪くんの敏感なトコ、全部知っちゃったから…」
ひょうひょうとした態度で話を続ける優男(やさお)の顎下に片手を添え、『え?』と驚く相手の言葉を無視して静かに唇を寄せる。そしてそのまま半開きとなった彼の口内へ僕の舌を忍ばせ、唾液を絡め合った。
「…玲さん、この意味わかります?」
この店に所属する者が絶対に守らなければならない【オキテ】を僕は彼から聞いていた。
――どんな状況になろうとも、“本気で好きな人以外とのディープキスは禁止”だというコトを。
Fin.
ただの研修から愛が生まれた瞬間!
素敵です!!
最初澪くんの切実さとコンプレックスが可愛いな…と思って拝見していたのですが玲さんの優しいこと…!🙏✨
玲さんも澪くんにソープ嬢をさせること自体嫌だけど、せめて本番だけでも守るため…という気持ちからの研修なんですよね😂
一目惚れからそこまで守りきろうとする玲さんにときめきです…!❤️🔥
特に好きだったのが澪くんが必死のアピールをするために玲さんのお顔にその巨乳を押し付けたところです…!!
可愛すぎませんか…!!❤️🔥❤️🔥
この2人には幸せになってほしいです✨
ヨシキ さん 2022年6月18日