搾精救済!正義のヒーロー、アクメンズ
屈強な男を凌辱し、精子を搾取する触手怪人、ヌメリゲ。その怪人から街を救うべく結成されたのが、恋人同士の紅城と青海からなる“アクメンズ”だ。ケンカの絶えない2人。この日も言い争っている最中に召集が掛かり、討伐に赴くのだが…その場に現れたのは未知なる亜種。民間人を庇った紅城が青海の前でスーツを破かれ、触手に堕ちてしまい…。
「ん…あっ!青海…俺、気持ちいっ…イキそ――」
少しだけ開いたカーテンから月明りが差し込む。俺は同じ使命を果たすため、活動している1人の男に組み敷かれ…絶え間なくアナルに与えられる痺れに“感じているフリ”をしていた。
「んあ、あっ!もっと速くてイイ…奥に、奥にきてくれ!」
M字に曲げた膝を押さえつけた相手が呼吸を荒くし、腰を振る。しかし…俺の腹上では己の乾ききったペニスが頭(こうべ)を垂れたままブラブラと虚しく揺れるだけだった。
(青海には悪りぃが…野郎のち●こ、尻穴に挿れられて感じるなんて馬鹿げてるんだ…。コイツの短小ち●こじゃ入り口から先にこねぇし…ただムズ痒いだけっつーか…)
俺だったら…。俺が2個上の青海を押し倒し、彼にペニスを捩じ込める立場だったのなら――間違いなく相手の前立腺を抉(えぐ)るような刺激を与え、絶頂へと導いていたというのに。
ボディービルダーである俺…紅城真司(あかぎしんじ)と、高慢ちきなハッカー、青海政(あおうみつかさ)は筋肉量から体重、何から何まで俺の方が格上で体格に大きな差があった。それはペニスの長さや太さであれ、同じことである。
(なんで俺がネコ役なんだよ…どう考えたって、俺の20cm超えのペニスを青海の尻穴に挿れるべきだろ。青海が『この私が直々に貴様とまぐわってやるのだから、ありがたく思え』なんて偉そうに言うから、よっぽどのデカブツ隠し持ってんのかと思えば…10cm未満のお子様ち●こじゃねぇか。こっちは野郎に犯されんの初めてで、わざわざディルド買って慣らしてきたってのに…本物のち●こよりも玩具の方がデカさも弾力も格段によかったぞ!?)
「ん、ん…ぅんッ!!」
そんなことを考えてしまうだなんて相手に失礼だとは思いつつ、せめて奥まで届いてほしくて青海の短小ペニスを全部飲み込もうと、俺も負けじと腰を前後に揺らす。彼の小ぶりな陰のうと…その2倍はある俺の尻肉がパンッパンッとぶつかり合った。
(足りねぇ、足りねぇ、足りねぇ!!)
中指と人差し指で自身の乳輪を挟みながら親指で先を弾き、もう片方の手でふにゃふにゃと曲がってばかりのペニスの亀頭を掴むと、勢いに任せて擦り出す。
(思い出せ…昨日オナニーに使った極太ディルド…。あれ、40cmはあったなァ…腸壁に鋭利な棘と、デカい突起がグリグリ刺さって、意識ぶっ飛んじまうくらい最高だった…早く家に帰ってオナりてぇ!!)
恋人より玩具を選ぶだなんて、最低だ。こんな気持ち、俺を絶頂に導こうと奮闘する青海に気づかれてはならない。せめてもの慰めに、彼が恋人となってから“練習用”にと購入したディルドを想像し、尿道を擦るスピードを上げたのだが…彼の前ではオーガズムの波は訪れやしない。だから俺は――。
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