濃厚雄搾り~改良牛と牧場主の秘めゴト~ (Page 2)
種牛…子宮を持たない雄牛から母乳が得られるのであれば、子牛が増える心配はない。さらに優秀な種牛の精液は、人工授精を請け負う業者に高値で売りつけられる。つまり、母乳と精液の同時搾取が可能になれば、夢が叶う。
金の亡者である如月の暴走は歯止めが効かない。すぐに親交のある畜産農家と結託して、10頭もの種牛に“乳房が雌化する禁止薬剤”を投与したのだ。
現在牛舎にいる牛は、皆が皆その改良種にあたる。彼らは適齢期を迎えると乳房には搾乳機、ペニスには搾精機を取りつけられ…人間である如月から毎日種付けを受ける。雄牛たちは本来の種牛としての役目――雌牛との交尾を知らず、アナルを掘られながら主の精子を送り込まれる瞬間を“幸せ”だと感じていた。
こうして人間の精液で腹を満たした種牛たちは、わずか数分で出産した雌牛と等しく母乳を出すようになる。しかし如月はそれだけで飽き足らず、種牛から採れる生乳や精子の量をランキング化し、この牧場の収益となる牛に、特別待遇をしていたのだ。
先ほど牛舎で偉そうな態度を取っていたゲンは、如月のペニスを処女アナルで飲み込んだ日から搾乳量も搾精量も、牧場のトップを独走している種牛である。
膨張する乳房に、ビンビンと反り勃つ4つの乳首。牛舎に近づく如月の足音が聞こえれば、ゲンや彼と親しい仲間たちは、物欲しそうに腰を振り『モォー…モォー…』と切なげに鳴く。そんな上位クラスの牛の姿を眼光鋭く睨んでいたのが――ゲンが現れるまで如月の愛情を一身に受けていた、“サンタ”であった。
「おはようさん!」
5時30分ぴったりに無精ひげを生やした作業着姿の男が、牛舎へとやってきた。泥まみれの作業服はところどころ穴が開き、ベタついたもみあげが帽子の隙間から見え隠れしている。この男こそ、種牛たちが待ち侘びていた相手――“如月のおっちゃん”その人であった。
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「よぉ、ゲン。朝からペニスと乳首の両方を勃起させているなんて、本当に賢い牛だなァ…。貴重なミルクこぼすなよォ…?お前のは特別濃厚で、ウマイって評判なんだからよォ」
「モォッ…モォ…ゥンッ!!」
牛舎に入るや否や、如月はゲンのもとに駆け寄り、頭から背中にかけて生えるふさふさとした毛を撫で回す。腹部に腕を差し入れると…前戯とでもいわんばかりに乳房やペニスの先を慈しむよう刺激した。時折(ときおり)緩急をつけて弾いてやると、ゲンの身体はビクビクと震え、鳴き声も“牛”とは思えないほど甘美な声色に変化していた。
「よぉーし、よしよし。俺はお前だけを頼りにしてるぜ。今日も歩けなくなるまで種付けしてやっから、精液も母乳も満タンに出してくれよォ?さてと、その前に腹ごしらえといこうか」
そう告げた如月は自動給餌器を稼働させると、ゲンの前に牧草と穀物を混ぜ合わせた栄養価の高い飼料を山盛りに落とした。つづけて作業ズボンを一気に足首まで下ろしたかと思えば、『ソース、ソース…』と仁王立ちとなり、手の平でペニスを包み…シコシコ扱きだす。
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