かわいそうで、かわいいもの (Page 4)
「なぁ、ライル。お前後ろでシたの初めてじゃないだろ」
「…っ!!」
ライルの白い背中がびくりと痙攣する。
「…群れにいたとき…っ、仲間に、犯されてた…っ、んぐ…っ、おまえは、これしか能が無いって、言うから…っ」
泣きじゃくり、黒い耳を震わせながらライルは言った。
なんと弱く可哀想な獣人だろうとは思いつつ、俺は内心でその憐れさに欲情していた。
「〜あ、がっ!?…っ、は、はぁ、れ、レイ?」
怒張したペニスを、蕩けきった後孔に挿入する。ライルは驚いたようにこちらを振り返ったが、それに構わず律動を開始した。
「かわいそうだなぁ、お前…っ、じゃあ、俺の役にも立ってもらおうかなっ」
「あっ、あ、ん!ぁん…っ、ひ、はげしい、よぉっ!ぁっ、あ」
その純粋さが原因で、獣人の仲間からも、人間からも邪魔者扱いされてしまった可哀想な狼人間。
でも、愛玩動物としてくらいは役立ってくれるだろう。
「ほら、イってごらん」
尻尾を引っ張ってやると、身体を大げさに痙攣させてあっという間に射精してしまった。
「あうっ!!ぁ、だめ、イっちゃ…っ!…ぁ〜…っ!うっ…、だ、だめ、もう、とまってぇ…っ!!」
「大丈夫…っ、これから、ペットとして可愛がってやるよ…っ」
熱に浮かされつつも、ライルの表情には既に絶望が滲んでいる。
それを眺めつつ、俺も彼の胎内に勢いよく射精してやった。
うだつの上がらない猟師の俺だけど、可哀想で可愛いペットを手に入れたことで仕事にも熱が入りそうだ。
Fin.
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