お持ち帰りしませんか?~立ち飲みゲイバーで好みの相手にモーションかけたらお持ち帰りされたらまさかの職場の上司でした!?~ (Page 3)
「…コウくん」
「ん?」
「その、…いいのか?私のような得体の知れない人間に抱かれる…のは」
エレベーターで部屋に向かう時間で、自分は抱かれる側だと相手に話した。そうするとミサキさんは自分は抱く側だから気にしなくていいと、優しく笑ってくれた。
それだけでもうイけそうだな、なんて思うあたりだいぶ溜まっていたんだと思う。
今週は直属の上司の転勤やら入れ替えやらでいつも以上にドタバタしていた。残業も軽くいつもの倍は超えた。
加えて、新しく配属になった上司はまだ以前の職場に籍を置いているままとかで、顔を合わせたのは辞令交付があったその日のみ、しかもリモートで…て、普段のやり取りは電話かメールだった。
ボクは人前に出てなにかするのは苦手だから、仕事場のパソコンルームからはほとんど出ない。出ても食堂に行く時くらいだ。
普段は前髪を下ろして眼鏡をかけて野暮ったい見た目をしているから、気に留める人もいない。
そんなわけで、いつも以上にストレスはたまっていたし、アルコールも入っている。
加えて見た目(体)も声も好みの人から誘いを受けたらその気にしかならない。
シャワーはどうするかと問いかけたらバーに来る前に浴びてきたから大丈夫だと言われた。ボクも同じだと告げると、ベッドに腰かけてさっきの言葉を投げかけられたのだ。
「ボクはミサキさんとえっちしたいな、…ね、もうここはこんな風になってるよ?ミサキさんもボクとえっちなこと…したいよね?」
膝に手を置いてゆっくりと撫で回す。
びく、とミサキさんの肩が揺れるのがわかった。
そのまま下腹部へと手を伸ばし、指先で相手のモノを象るように指を動かして撫でる。
相手の表情は相変わらず前髪で見えないままだ。
「…コウくん、…私のこれをしゃぶってくれ」
散々焦らされて限界が来たんだろう。ミサキさんは性急にベルトを外し、チャックを下ろしながらボクにそう懇願してきた。
フェラは大好きだから断る理由なんてない。
ファスナーが下ろされ、見てみると下着にシミができている。ミサキさんも興奮してくれているんだと思ったら、腹の奥がきゅんと疼いた。
我慢できずに下着に手をかけて引っ張ると、ぶるんと陰茎が顔を覗かせた。
張りも大きさも申し分ない…というより、平均より大きいことは一目瞭然だった。
ごくり、と生唾を飲み込むと、ミサキさんのを咥える前に自分の服を下半身だけ脱いだ。
ベッドに向かい合うように座ると自分は四つん這いになってミサキさんの下腹部へと顔を埋める。
ぱくり、と咥えたら口腔内でびくんと脈を打つ。
ミサキさんのモノを舐めながら、ボクはミサキさんを受け入れる準備を始めた。
ぢゅぷぢゅぷ、と淫猥な水音を立てつつ、カウパー液を舌先で舐め取り、そのまま竿へと舌を這わせる。ゆっくり丁寧に焦らすように舐め続けていたら、だんだん我慢ができなくなったのか、ミサキさんは自ら腰を揺らし始めた。
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