大好きな兄さんからのお仕置きで僕は泣いて射精する (Page 2)
ナツキ兄さんのお仕置きは、お尻を叩くこと。
兄さんの膝にうつ伏せにさせられて、ボクサーパンツまで全部下ろされて、剥き出しのお尻を叩かれる。
強く叩かれたりはしないけれど、大好きなナツキ兄さんに叱られると悲しくて、お仕置きされると僕はいつも泣いてしまう。
「お尻は少し叩いても安全だからね。お仕置きするとタクミは怖くて反省するだろ?タクミが大切で可愛いから俺はお仕置きするんだよ」
お仕置きは嫌だけど、ナツキ兄さんの言う通りお尻を叩かれれば僕はやってしまったことを反省するし、兄さんに「大切で可愛い」と言われるのは嬉しい。
早くお仕置きから卒業したくて、お尻を叩かれる度に「成長しよう」「大人になろう」って誓うけど、僕はナツキ兄さんいわく「まだ子ども」で、誓ったことなんてすぐ忘れてしまう。
だから、今でも、週に何度かは、兄さんにお仕置きをもらってる。20歳の誕生日を過ぎてからは、少しお仕置きも「厳しく」なったし。
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昨日もそうだった。
夜、寝る時間を過ぎてもベッドの中で本を読んでいて、様子を見に来たナツキ兄さんに見つかってしまった。
「タクミ」
ドアをそっと開けて入ってきたナツキ兄さんは、静かに僕の名前を読んで、本を取り上げた。
読んでいたページに栞を挟んでくれて、でもそれは本棚に戻してしまう。
そして、僕を抱き起こすと、「お仕置きだね」と少し笑った。
ナツキ兄さんはお仕置きの時、僕のわかっていることをうるさくお説教することはない。
ただ、お仕置きするだけ。
体調を崩しやすい僕がうっかり夜更かしをしてお仕置きされるのはもう何度も繰り返されていることだから、兄さんもお説教はショートカットだ。
「…ごめんなさい」
僕が謝ってナツキ兄さんの首に抱きつくと、「ごめんなさいが言えて、タクミはいい子だな」と褒めて、抱きしめ返してくれる。
もちろんそれでお仕置きがなくなるわけじゃないけど。
でも、抱きしめてくれるナツキ兄さんが好きだと思う。
「タクミが忘れないようにお仕置きしとこうな」
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