目指すは脱童貞!なのにうっかり脱人間しました?
幼馴染の岩神に惚れ込んでいた水野はある日の宅飲み中、突然の脱童貞宣言に驚き勢いのまま押し倒してしまう。しかし水野には本人さえ知らない性癖があって…?これって強姦?合意?激しい男同士の恋愛と性癖が入り交じる夜!
中学からの親友。いつも輪の中心にいて、特別頭がいいわけじゃないけど悪いわけでもなくて。
誰からも好かれていたのに、岩神は今まで誰とも付き合わなかった。
社会人になってからも定期的に連絡を取り合い、これから先もずっとこうしていい関係でいられると信じていた。
店で軽く飲んだ後、いつものようにだらだらと俺の家で飲み直していた。
今年の冬は温泉旅館でのんびり羽を伸ばす話が出ているから旅館の候補を絞り、浴衣姿を想像しながら会話を楽しんでいたんだ。
「あ、そういや俺脱童貞するかもしれなくてさ」
何の前触れもなくそう言った岩神に酒を持つ手が止まる。
もしかしたらもしかしての話なんだけどと少し照れたように続ける岩神の顔を真っ直ぐ見られない。
好みの女は知っている。今の職場にも同級生にもそんな女はいないはずだった。
最近は合コンにも行かなくなったと笑っていたのに、俺が知らない内にそんな女がいたのか。
俺はずっと、出会った時から岩神のことしか見ていなかったのに。こいつは俺の気持ちなんかこれっぽっちも考えていなかったんだ。
そう思ったら無性に腹が立って、気がつけば胸倉を掴んで岩神を押し倒していた。
「いってぇっマジでやめろ!何考えてんだよ水野っ」
「うるせぇ、お前が悪いんだろうが」
無理やりシャツを引っ張れば弾き飛んだボタンがどこかに当たって離れた床の上に転がった。
水泳の授業、海水浴、温泉、何度もこいつの身体を見てきた。何度も何度も岩神でヌいてきた。
せめて好きな奴ができたくらいなら、俺だってこいつの幸せを願うくらいはできたかもしれない。
「握り潰されたくなかったら大人しくしてろ、いいな」
組み敷いたまま下着に手を入れれば状況を理解したのか、水野は青褪めながらきつく目を閉じる。
何度も夢に見た、岩神の陰茎。緩く撫でて扱いても縮こまったままうんともすんともしない。
手が口に変わるだけだ。噛まれたくなけりゃ逃げはしないだろうと踏んで俺は開かせた脚の間に潜り込み、まず匂いを嗅ぐ。
睾丸を指先で柔く揉みながら全体に唾液を塗り付けるように舌を這わせれば、恐る恐る勃ちあがり始める。
一度反応すると止める術がないのか、あっという間に俺の唇を押し返すほど成長した。
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