Men’s壁尻~幼馴染みと壁尻稼ぎで孕み堕ち~ (Page 2)
(ん…!?)
壁尻ボーイの業務内容に吐き気を催していた俺の目が、とある箇所に釘付けとなる。壁尻を映し出している券売機…その中の1人は間違いなく玄だ。そしてその隣には毎朝鏡で見る男の顔が映っているではないか。
――履歴書に貼るからと玄にコピーを取られた、俺の学生証の写真そのものである。
「玄、本気で俺にも尻穴売れって言ってんのかよ?…できるワケねぇだろうがッ!!」
玄の言動は不可思議であった。それを問い詰めなかったこちらも悪い。
「落ち着けって、耀。確かに最初は不安だよなぁ…。でも俺がここで知った快感、お前にも味わってもらいてぇと思ってさ」
確かに1日に何十、何百万と稼げるのは大きい。多額の報酬や玄との友情を取るか、自身のプライドを取るか…天秤は“金”の方に傾いた。
*****
【STAFF ONLY】とある場所を通り抜け…バックヤードへ案内してくれた玄の足取りは軽快だったように思う。
『よぉ、玄。今日もハメんのか?金のためとはいえ、物好きだよなァ!』
中に入れば複数名の黒服が声を掛けてきた。その奥で待ち構えていたのは…顎鬚(あごひげ)を纏わせた威厳のある出で立ちの男。どうやらこの店のオーナーらしい。
玄は黒服の男やオーナーと、にこやかに会話を弾ませていた。
(玄の奴…商品として男尻集めている変態野郎たちと、意気投合してんのか!?)
俺の心がザワつき、沸騰しそうになる。
いつも“俺だけ”の傍にいた玄が、このような如何(いかが)わしい店で知らない奴らに身体を弄らせているなんて信じがたい。だがそんな“マトモ”であるハズの俺でさえ、淫らな性に支配される日々を送ることになろうとは――思いもしなかった。
*****
「ビビんねぇで俺をよく見てろよォ、耀。壁尻ボーイは客入り前に暗幕内でスタンバイ。客側から壁内に頭入れてェ、胴体を捻じ込むんだ。無理矢理進むとォ、壁に膝が当たるからァ…あとは好みで微調整。客にち●ぽ弄って貰いてェんなら少し後ろに下がってェ、壁と自分のち●ぽとの間に余裕をもたせる。バックヤードにいる黒服に乳首弄って貰いてェんなら、前に詰めて…っと。お前は男相手にすんの初めてだからァ…ち●ぽも乳首も…ぜんぶ楽しめるポジションで弄られる感覚、養えよォ…?」
全裸となった玄は自身が説明した言葉通り暗幕をたくし上げ、備え付けられた壁穴のトンネル内に身体を突っ込み――尻の割れ目と下向きペニスを晒した。壁にさえぎられて確認することのできないバックヤード側の映像は画角的に胸元しか窺(うかが)い知ることはできないのだが――玄の乳房には、サーモン色となったぷっくり乳輪が映える。埋まっていた長乳首は、赤ん坊の唇でも吸いやすそうな弾力をもっていることが見てとれた。
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