雄ふたなりエルフ~奥手な若長オークにHの指南しちゃいました~ (Page 4)
「膣とアナル雄(お)ま●ことの同時挿入なんて駄目ぇッ!!ナカが擦れてぇ…子宮が押し上げられちゃってるのォッ!!赤ちゃんが入る子宮とお尻が貫通しちゃうッ!おち●ぽ抜いてぇ――ッ!!」
「――こぉら、そんなに叫んだら、“オークパパ”に捧げる体力もたねぇぞぉ、ルノン?……あ、んぅッ!!お、俺、乳首弱ぇからそこ駄目なんだってぇ!さっき射精したばっかなのにィ、寝ながらのバック突きなんて卑怯じゃねぇかァ…んおッ、おぉッ!!出るゥ!振り振りち●ぽから不老不死のミルク出ちまうよォオッ!!」
このまますべてを諦め、身を亡ぼすなんてあんまりではないか。そう思ったとき、ひときわ体格の大きなオークの影が外に見え…開くことのないと思われた牢の鍵が、ガチャンと大きな音を立てた。
「テメェら…俺に相談もせず、また勝手に襲撃したんだな?もうエルフ狩りはしねぇって決めたばっかだろ!雄ふたなりエルフの奴らは俺ら魔物の性処理道具じゃねぇ。漆黒ノ森に住むって意味じゃ、俺たちの仲間だろうがッ!!」
(このオークさん…)
口調は野蛮だが…彼は僕たちを性処理道具としか捉えない他の魔族とは異なる優しさを秘めているような気がした。その証拠に――。
「そいつらからどきやがれッ!!先代の奴らは雄ふたなりエルフ族を集団で孕ませ…子に長寿の力を持たせようと、出産時に子宮へ押し戻すような外道。そんな時代は終わったんだよッ!!」
彼は自身が新たな長――つまり、若長であると告げ、従者のオークやゴブリンたちを次々と殴り倒していく。
この若長さんが僕たちに明かした懺悔は…僕たちが言葉を濁しては目を背けてきた日々である。
「俺が長となった今は快楽目的はもちろん、魔族の個体増やしのためにお前らを孕ませるなんてご法度。今ならまだ間に合う!“膣内洗浄”させてくれ…」
僕は何を期待していたんだろう。柔和な表情をしている若長さんだって、薄情なオークの血が流れている。しかし彼は一言一言を口に出すたびに物悲しそうに眉を下げているではないか。
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「おっ、あッ…はんぅ…いッ!そこイイよぉッ!!」
「くぅ…んあッ、おッ!?…膣んナカいっぱいの精液、垂れ流しちまうッ!!」
これも種族としての運命(さだめ)なのか…若長さんが2人同時にと両手で膣穴とアナルに指を差し込み行われる愛撫によりおじさんたちはすっかり絆され――オークやゴブリンから受け取った子種の他に、大量の潮や腸液も撒き始めたではないか。
しかし、若長さんの『大丈夫か?』の声は、砂糖のように甘く――蕩けてしまいそうになる。
(そうだ、僕たちは――)
森に住まうすべての種族の性奴隷。蜜を纏(まと)他種族のペニスを請いて“犯される”だけの消耗品――労わりの言葉を掛けてくれる者など、初めてだった。
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