エロ系配信者に媚薬を飲ませたら発情が止まらない (Page 3)
おかしい。1週間経っても2週間経っても、Rikuが自分に惚れたままだ。
あのドッキリ失敗事件がなぜかバズって、Rikuは前より少し忙しくなった。それでも朝は蒼汰のために朝食を作るし、夜は抱いてくる。
毎晩のようにあの低い声で「好き」だの「キスして」だのささやかれて、もうどうにかなってしまいそうだ。
もしかしたら、待っているだけでは薬の効果は切れないのではないか?
Rikuの配信中、こっそり調べてみた。惚れ薬、効果、解除方法。
物は試しだ。やってみよう。
*****
Rikuの配信の終わる気配がする。蒼汰はそっとRikuの部屋に入った。
「蒼汰?何か用か?」
振り返ったRikuにいきなり手鏡を見せる。
「3つ数えると、あなたは本来の自分を取り戻します。3…2…1…はい、目が覚めました」
Rikuが鏡と蒼汰の顔を交互に見比べる。
「何やってんの?」
「どう?効果ある?」
「何がだよ。ってか」
Rikuが鏡をくるりと裏返す。
「なんでお前、泣いてんの?」
鏡に映る蒼汰の目から、涙がぽろぽろとこぼれ落ちている。
「…は?」
「どうした、つらいことでもあったのか?」
「なんで、俺…ただ催眠術でRikuの惚れ薬の効果を切ろうとしただけなのに…こんなの、もとに戻るのが嫌みたいじゃん」
「…お前なあ」
Rikuがあきれたように笑って、蒼汰を抱きしめた。
「惚れ薬なんて、嘘に決まってんじゃん」
「…え?」
Rikuの声に照れが混じる。
「俺、蒼汰のこともともと好きだった。」
「お前に媚薬飲ませたら俺のこと意識してくれるかなって。でもあんなことになったから、咄嗟に言ったんだよ。あれが惚れ薬だって。そうしたらお前に気持ち、伝えられると思って」
「そんな…」
「だから言っただろ。お前のせいでお前に惚れたって。あー、恥っず。まだ続ける?この話」
ふとPC画面に目を落とし、蒼汰は違和感に気づいた。
「Riku、まだコメント欄動いてるけど」
「はあ!?」
Rikuが画面の方を振り向いて、顔に手を当てる。
「あー…配信切るの忘れてた。どうする?俺の恥ずかしい告白、全世界に聞かれたけど」
「また…バズっちゃうかもね」
Rikuが笑って、配信終了のボタンを押す。
「覚悟しとけよ。俺にずぶずぶにハマらせてやるからな」
恥ずかしくなって、蒼汰は顔をそむけた。
「俺は最初からずっとRikuの一番のファンだよ」
*****
「ああっ、んう」
「気持ちいい?」
「きもちいい!あっ、あっ」
素直に気持ちいいと言えるのが心地よい。
激しく腰を動かされて、蒼汰は腹の上に何度も射精した。
「俺のこと好きって言って」
「好き!好きぃっ、Riku!」
「名前で呼んで」
「り、陸斗…」
Rikuが照れたように笑う。
「蒼汰、好きだ」
「うん、うん」
「ごめん、やっぱ我慢できねえ。動くぞ」
気持ちいい。幸せだ。
何度も突き上げられながら、じんわり心が温かくなった。
Fin.
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