俺とテトの不思議な夜 (Page 3)
「ここの穴ほぐれてきたにゃ。こうしないと人間はだめだって見たことあるにゃ」
「そんな知識をどこで…」
「里奈が見てたにゃ」
…そういえば、里奈はBL系のアニメが好きだった。そのアニメのことも覚えていてこうしているのか。
「んっっ…テトっ…はんっ!」
テトが俺の睾丸をくわえて刺激をする。初めての快感に変な声が出てしまった。
「その声が出たら気持ちいの合図だにゃ!…もう我慢できないにゃ…」
テトは自分の男根をあらわにした。男根部に柔らかいトゲのようなものが複数生えていた。テトは俺をうつ伏せにし、腰を持ち上げた。
「入れるにゃ…」
テトは、俺の首元を甘噛みし首元を押さえてきた。俺の菊壺にテトの男根がゆっくりと入ってくる。
「ふぁぁっ…これ…なんかへん…」
テトの男根に生えているトゲのようなものが、腸内を優しく刺激してくる。
「んぁっ…なにっ…びらびらがっ…はっんっ…」
「裕太の中、あったかいにゃっ…気持ちいいにゃ…」
テトの腰の動きがどんどん激しくなり、それに伴い、俺の首元を甘噛みしたり舐めてくる。
前立腺にも、柔らかいトゲの刺激で絶えまなく快感が押し寄せ、俺はそれにおぼれていった。
「はんっ…テトっ…んはっ…んああっ!そこっ…だめっ…」
「裕太…俺っ…出そうにゃ…んっ…」
「俺もっ…!!へんににゃるぅんっ…はぅっ…!」
俺は初めての快感にすぐ果ててしまった。同時にテトも俺の中であたたかい欲望を吐き出し果てていた。そして、疲れた俺はそのまま深い眠りについた。
翌朝、起きると俺の体の上には毛布が掛けてあり、俺の横で猫の姿のテトがすやすやと寝ていた。
「夢…だったんだよな…」
俺はテトに話しかけながら頭を撫でた。
「夢じゃないにゃ」
猫の姿のテトがしゃべったのだ。俺は、言葉を失った。夢じゃないのなら俺はテトに…
「裕太はすごく気持ちよさそうだったにゃ。いまはこの姿だけど、夜になったら人間の姿になれるにゃ。今夜も楽しみだにゃ」
「昨日のことは夢じゃないんだな…俺は…テトに…」
うなだれる俺にテトは体をすり寄せ、喉を鳴らしていた。
「俺は、裕太が悲しむ姿を見るのが嫌だから人間の姿になったにゃ。人間のメスみたいに絶対に裏切らないにゃ。裕太、大好きにゃ」
愛猫から俺への愛の告白。こんなに愛猫に愛されている飼い主も悪くないかなと思い、テトを優しくなでた。
Fin.
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