二度目のHは糖度100 (Page 4)

「昨日の今日だけど、やっぱりまだ狭いね」

押し広げられる感触は、昨夜より不快ではない。

それでも奥に行くほど圧迫感が襲ってきて、俺は思わず顔をゆがめた。

「准一…」

水野が指を引き抜いた。

「ぁはっ…水野…?」

黙ったまま水野が俺に覆い被さる。

首に顔を埋めると、力なくつぶやいた。

「こんなに狭いナカに挿れたんだよね、俺…」

「水野…」

「准一、怖かったよね。優しくしてあげられなくて本当にごめん…」

「…そのことは、もういいって」

「俺、朝から落とせない単位があってさ。起きたら時間ギリギリで、焦ってそのままホテル出ちゃったんだ…」

「別に怒ってねぇよ。俺も逆の立場だったら、お前を置いて単位取りにいくし」

「…准一って、優しいね」

顔を上げた水野の目に、うっすらと涙が浮かんでいた。

「優しいのは、お前の方だろうよ」

俺は急に水野が愛おしくなって、力いっぱい抱きしめた。

同時に自分のナカがうねり、ペニスが再び硬くなり始めた。

「なぁ、続けてくれよ…もう大丈夫だから」

「本当?」

水野は何度も俺の頭を撫でると、深く優しいキスをした。

「無理はしないでね、准一」

そして再び指をあてがうと、ゆっくりとアナルを押し開いた。

「はぁっああっ」

さっきとは違う深い感覚が俺を貫いた。

指の動きに合わせるように、自然と粘膜が伸縮する。

指先で上壁を擦られると、 びくんっと腰が淫靡に揺れた。

「ああっ…ぁあんんんッ」

「准一のナカ、ちゃんとほぐれてきたよ」

一緒に乳首を舐められて、俺は背中をビクビク震わせた。

「はぁっ水野っ…きもちいい…っっ」

「…そっか、よかった」

水野はホッとしたように笑うと、触れるだけのキスをした。

快感がせり上がるより先に、胸がキュッと熱くなる。

水野と一つになりたい、と俺は心の底から思った。

「なぁ…挿れねぇの?」

俺は水野のベルトに手をかけた。

驚いている水野を横目に、下着の中に手を入れる。

指先に水野の硬直した男根が触れた。

「准一、煽んないでよ…我慢できなくなる」

水野が余裕がなさそうに形のいい唇を噛んだ。

「もう、我慢すんなよ」

「…准一」

水野は自ら下着を下ろすと、力ずくで俺を抱き起こした。

そして膝の上に乗せると、

「今のは、准一がイケナイんだからね」

と言って、俺に男根を突き挿れた。

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