きれいなお兄さんは好きですか?
年上の恋人、隼人さんは高身長、高学歴、高収入の誰もがうらやむ色男。しかし、そんな彼と付き合っている哲哉は何の取柄もないどこにでもいる普通の大学生。どう見ても釣り合っていないように見える二人だが、付き合っているのには深くて浅い理由があって…?!
いつだったか、”体が好きだ”と言われた。
それこそが、俺たちが恋人である理由。
「…っ、哲哉…っ」
「隼人…さん…っ」
二人の体が、シーツの上で重なる。
こんな風に体を重ねるのも、もう数えきれないほどになってしまった。
互いのモノを擦り合わせながら、二人の腰がゆらゆらと揺れる。
隼人さんの細くて長い指先が、俺のモノに絡んでいるのが見えて、思わず生唾を飲み込んだ。
「…哲哉の…っ、すごい…いつもより硬くて…っ」
「隼人さんがめちゃくちゃ舐めたからでしょ」
「だって…ぇ…っ…おいしく…ってぇ…」
隼人さんのモノの先端からは、ぽたぽたと先走りの液があふれ始めている。
その先端に親指の腹をぐっと押し込んでやると、聞こえてくるのは甘い甘い声。
「…っふぁ…っ、あ!」
待ち合わせをした、駅のホーム。
仕事終わりの隼人さんは、スーツでばっちり決めていて、めちゃくちゃかっこよかったのに。
今、俺の前でシャツの前をはだけさせ、下半身を露わにしているその姿は、いやらしい以外の何物でもない。
床に投げ捨てられたスラックスとネクタイが、時折視界の端に映る。
そのたびに、”いつもの隼人さん”と目の前の隼人さんとのギャップに、頭がくらくらする。
何の取柄もない俺と、隼人さんが出会ったのは、ちょうど1年前のこと。
飲み会で酔いつぶれて、道端で寝てた俺を拾ってくれたのが隼人さんだった。
それから、何度も家に行くようになり、なんとなく自然な流れで体を重ねるようになった。
*****
「…っ哲哉…っ、もう我慢できない…っ、入れて…っ」
「焦りすぎですよ…まだ後ろ慣らしてないでしょ」
「いいから…ぁ、今日は慣らさなくていい…っ」
隼人さんは、俺の体が好きだ。
顔とか、スペックとか、そんなもんはきっと少しも気に入っちゃいないけれど。
セックスになると、隼人さんは人が変わったかのように俺を求めるのだった。
180超えの高身長、有名私大卒の高学歴、こんなタワーマンション一括で買っちゃうくらいの高収入。
しかもイケメン。
プライベートでは、まず出会うこともないような、ハイスペック男子。
そんな隼人さんが、俺の前ではただの雌になる。
俺のほうに尻を突き出して、尻穴に俺のモノを擦りつける。
振り返って俺を見つめるその視線がまた、エロくてたまんない。
「…マジで入れていいんすか」
「いいの…ぉ、早く…っ、ココにおっきいの入れてよぉ…っ!」
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